新加盟店

はまの なす子 現住所/山形市 :山形市七日町4-6-7 

自己紹介
山形市花小路 季節料理浜なす分店に生息。
女将のむちゃぶりと戦う毎日。

きてけろくんよりペロリン派。

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はまの なす子さんの新着日記

2014/12/09 14:00:22
思い残すことはござらん
こんにちわ。浜なす事務員 やっぱり芝居芋栗南京に目のない なす子です。
さておのおのがた。討ち入り決行は間もなくですぞ。

なす子は昔から時代劇が好きで、毎年この時期に放送される忠臣蔵が楽しみでしたね~。
師走になると「一打ち、二打ち、三流れ」とか「明日またるるその宝船」とかつぶやいちゃう
子供でした。

忠臣蔵にもいろいろありますが、今日はちょっと異色の忠臣蔵をご紹介。
1992年に宝塚で上演された「忠臣蔵~花に散り雪に散り~」

大石内蔵助役は仙台出身のトップスター杜けあきさん。浅野内匠頭は現在ミュージカル女優として
ご活躍の一路真輝さん。(内匠頭はさっさと死んじゃうので、一路さんは後半で恋の絵図面の
岡野金右衛門になります)
その他もろもろ、月代の青さもりりしいもののふ達がずらりと舞台に居並び、銀橋と呼ばれる
オケボックスと客席の間にある花道を続々とわたっていく様はまさに壮観。

ストーリーに目新しいところはなく、様式美、名場面集といった感じですが、そこは宝塚。
義士たちが歌い踊ってくれます。大階段から例の火消衣装の四十七士が降りてきます。
討ち入り場面はほぼダンスで表現されます。上杉の女刺客が大石に魅かれます。
大石の茶屋遊びの場面は豪華絢爛です。

もちろんフィナーレにはロケットダンスが欠かせません。
四十七士をイメージした真っ赤なミニスカ衣装で踊り、通常は「ヤッ!!」という掛け声は
「えいえいおー!」です。

内匠頭と亜久里夫妻が大階段で踊っているところになぜか大石が乱入して絡みます。
衣装は袴に打掛ですが、もれなく豪華なマントをしょいます。

そして何より、この公演は杜さんの宝塚退団公演なんですが、討ち入りを果たした大石の
ラストのセリフは「もはやこれで、思い残すことはござらん」

クーっ!!やってくれますな、宝塚。

杜けあきさんは芝居と歌が得意な役者さんで、日本物もとてもお似合いなんですが、なす子が
特に好きだったのは、この方の武士の飲み方です。
杯を持った腕がほぼ水平に上がり、親指と人差し指で杯のフチを持ち、クッっと口の中に
放り込むような飲み方がいかにも武士らしい。雪見酒なんぞ似合いそうでしびれましたね~。

男性諸兄よ!忘年会でこの飲み方を真似してみてはどうかね?
画像はスタッフのなす恵さんが撮ってくれた、蔵王の間、藤の間からの雪景色です~。

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