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日記アーカイブズ
接待部長風太、助手こうめ 現住所/山形市 :山形市高原町239-324
自己紹介
山形ではまだ馴染みのないペットシッターを、平成19年からスタートしました。
動物にストレスを、極力かけないお世話を心掛けています。
犬、猫、ウサギ、フェレット、ハムスターなど
ご自宅にお伺いさせて貰ってのお世話、犬の幼稚園風のペットホテル、犬の訓練、動物病院の代行など、そのご家庭にあったお世話をさせて貰っています。宜しくお願い致します。
接待部長風太、助手こうめさんの新着日記
まずは一件目、8月始めに4日間ご自宅にお伺いさせてもらった、初めてのお宅で、名前はしろちゃん、推定年齢4歳、オスの白猫さんだ。つい最近まで野良猫さんで、毎日飼い主さん宅に遊びに来ていた所、めでたく、うちの子にしよう!ということになったらしい。本当に良かった。
こちらの飼い主さんはアメリカに住んでいたとき、ボランテイアでペットシッターをされていたそうで、向こうは裁判の国なので、お金を取っての仕事となると、ちょっとしたことで訴えられるので、ボランテイアでされていたそうだが、なかなかできないことだ。とても優しい方で、お話も興味のあることばかりで、楽しく、最初の打ち合わせでかなり長居してしまった。すみませんでした。
今も毎日自由に外にも出しているようで、今回長い留守になるので、飼い主さんはストレスがたまらないか心配していた。
しろちゃんはとても人懐こく、初対面の私も怖がることなく、穏やかな子だ。
初日、ご自宅にお邪魔させてもらったとき、「しろちゃ~ん!」と何度呼んでも返事がなく、どこかで寝ているのかな?とも思いましたが、打ち合わせの時、しろちゃんは外に行きたくなると、色んな場所から脱走するので、危険な場所は全部窓は閉めていきます。とおっしゃっていた。
ただならぬ不吉な予感がし、そんなとき、飼い主さんから私宛の手紙を見つけ、読んでみると、なんと前日からしろ様はうちには帰ってこなかったようで、飼い主さん達はそのまま旅行に出かけてしまったそうなのだ。
ワダスは「やめておくれ~!」と雄叫びを上げ、その手紙には飼い主さん達が不在の時にしろちゃんが戻ってくると、だいたい駐車場の車の下にいます。と書いてあったので、すぐさま走って外へ行き、「しろちゃ~ん!」と呼んだら「ニャ~ン」と返事が返ってきたではないか、だがホっとしたのもつかの間、ここからが長かった。
どんなに人懐こい猫とはいっても、しろちゃんにしてみたら、この間初めて会ったばかりの私にすんなり出てきてくれるわけがない。そこで、押して駄目ならひいてみろ!と昔の人のことわざだかなんだかわからないが、そんなことが浮かび、今度は車の前から立ち去ってみたところ、めでたく出てきてくれ、すんなり御用になった。
だがここでハッピーエンドではなかった、、、、、、。まだ初日である、、、、。やはり毎日外に自由に出られていたのが、急に家の中に閉じ込められたので、しろちゃんのストレスは最高潮になり、私がお伺いする度にしろさんはニャーニャーと常に文句をいいまくっており、挙げ句玄関にやってきて背伸びをして私に「開けて~」と何度もアピールし、しまいには、絶叫で文句をいいまくっていた。
2日後に飼い主さんが書いてくれた手紙をもう一度読み返してみると、その中にリードも用意してある。と書いてあるのをみつけ、こんなにストレスがたまっているんだから、私がリードをつけて少しでも散歩させてあげれば、しろちゃんのストレスが軽減できるのでは?と飼い主さんにメールしてみたら、飼い主さんも喜んでいたが、これが私の浅はかな余計なお世話だったのだ。
いつも外を自由に駆け回っているしろちゃんにリードをかけても、暴れ回るんじゃないか?とも思ったが、そのときはそのときですぐにやめればいいし、と簡単におもっていたのもつかの間、リードをかけたとたん、走り出したのと同時に首輪がパチン!といとも簡単に外れたのだ。
また車の下に潜り込み、いつの間にかどこかへいってしまった。猫はこうなると、もう帰ってくるのを待つしかない。飼い主さんにすぐに報告し私が余計な提案をしてしまったばっかりに、と平謝りし、飼い主さんは明日になれば必ず戻ってきますから大丈夫です。とおっしゃって下さった。
私もそう思ったのだが、久々の脱走ということもあってか、次の日の朝も昼も何度もきてみたが、帰ってきていない。この日の夕方もきてみようと思っていたら、夕方飼い主さんが私より早く自宅に着き、隣のお宅の庭にしろちゃんはお邪魔していたようで、飼い主さんが帰ってきたのと同時に、隣の方が教えにきてくれたようだった。
本当に寿命が縮む思いをした。本当にほっとした。それもこれも私が余計なことを思い立ったからなのだ。
そしてあとから飼い主さんから聞いたのだが、しろちゃんの首輪は外に行ったとき、喧嘩や、木に引っかかったときに危険なので、すぐに外れるように作られているものだそうで、いまの猫の首輪はほとんどがそのタイプばかりなのだそうだ。
こんな仕事をしているにも関わらず、さっぱり知らなかったとは、本当に恥ずかしかった。すぐさま近くのアミーゴに行って、いろいろ見てきたら、猫の首輪は本当にちょっとの衝撃ですぐに外れるタイプの首輪ばかりだった。そういえば2年ぐらい前に別のお客さんも外で喧嘩したとき危ないから、そのタイプに変えようか、と話していたのを、今頃になって思い出した。
とにかく今回学習したことは、あまり慣れていない猫ちゃんを散歩する、などということは二度としない!ということだ。飼い主さんは自由にさせて構わないが、やはりお世話中は一切家の中から出さないこと!しろちゃんの飼い主さんには申し訳ない事しましたが、又一つ勉強になりました。
第二弾はお盆中に発生したものだが、こちらはご自宅にお伺いさせてもらったワンちゃんだったが、飼い主さんの不注意により、玄関の鍵がかかっていなく、そういうお宅に限って、鍵が壊れており、飼い主さんしか鍵を閉められないので、私たちは別の所から出入りして下さい、と言われておった。
一週間のお世話で毎日朝晩通ったが、玄関の鍵は壊れており、飼い主さん以外は誰も鍵をかけられず、しょうがないので、脱走癖がある子なので、中と外につっかえ棒をしたが、毎日はずされていて、家の中も毎日色々なところから脱走しようと、めちゃくちゃにしておったが、等々飼い主さんが帰ってくる前日の夜に、外のつっかえ棒も外れてしまったようで、そこから脱走してしまい、夜に近所の人からうちに電話があった。
ちょうどそのとき、今日も疲れたね~、やれやれ、と日帰り温泉に旦那と行く途中で、そのまま旦那も捜索に加わり、近所の方も6人ほどで探し回ったあげく、全く知らない方と向こうの方からニッコニコで歩いてくるではないか!まさしく血眼に探し回っていた当事者である!あっけなく私から御用となった。
あまりにも犬の思うままに育ててしまったがために、ワンちゃんがわがまま放題になり、散歩はほとんど歩かないわ、脱走は飼い主さんがいないときは年中するらしい。
6,7年前にはうちの自宅でペットホテルに一度だけきてくれたことがあったが、このときサークルの鉄格子を外されたり、網戸を破ったり色々家の中をぶちこわしてくれたが、前回も今回も一言も謝ってくれなく、私は等々ブチ切れ、洗いざらいお客様にこれでもか!というほど言ってしまった。アホだ。
よりによってお金をちゃんと払って下さるお客様に対してすることではなかった。本当にアホだ。世のセールスマンの方達は本当にすごいと思う。私はまだまだである。