- グループホームあさひが参加しました!
- ときめき形成外科が参加しました!
- 株式会社 オクヤマ電気工事が参加しました!
- 株式会社 菊池技建が参加しました!
- 城北電気工事株式会社が参加しました!
- 藤庄印刷株式会社が参加しました!
- 老舗 長榮堂が参加しました!
- グランドホーム樫の木が参加しました!
- 森のふくろうが参加しました!
- 季節料理 浜なすが参加しました!
日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
2025年11月8日(土)、ムービーオンやまがたで、第21回山形国際ムービーフェスティバル(YMF2025)の表彰式が開催され、今年の最高賞であるグランプリ作品などの各賞が発表された。

この映画祭のクライマックスの表彰式には、実に多くのゲストが参加してくださっている。
その中で、数時間前まで開催していた審査委員会の結果を、各審査委員が発表するのだ。
最高賞のグランプリ作品監督は、新たな長編映画の企画を審査委員会へ提出し、承認後、上限で5,000万円のスカラシップ製作費と上限で5,000万円の広告宣伝費を活用した、映画製作の権利が与えられる。


まさに、「才能よ、雪に埋もれるな。」をスローガンに掲げ、日本のサンダンス映画祭を目指し、若手監督たちの登竜門で在り続けてきた山形国際ムービーフェスティバル。
今年も、チャンスを掴む発表が、行われるのだ。



会場には、主催者である東北ケーブルテレビネットワーク加盟のダイバーシティメディア、岩手ケーブルテレビジョン、気仙沼ケーブルネットワーク、仙台CATV、三陸ブロードネット、秋田ケーブルテレビ、青森ケーブルテレビ、八戸テレビ放送、北上ケーブルテレビ、宮城ケーブルテレビ、一関ケーブルネットワーク、わいわいネット、花巻ケーブルテレビ、大崎ケーブルテレビ、大館ケーブルテレビ、遠野テレビ、水沢テレビの、17局の代表者並びに関係者が並ぶ。
さらに、日本映像事業協会の大﨑洋会長、谷弘事務局長、ホリプロの菅井敦社長、吉本ホールディングスの稲垣豊副社長、サンミュージックプロダクションの岡博之社長、U-NEXTの本多利彦COO、日本ケーブルテレビ連盟の二瓶浩一常務理事、日本製作者連盟の菅原明美氏、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの門屋大輔シニアバイスプレジデント日本代表、東映 の川井俊一映画営業部長、エヴィクサーの瀧川淳CEO、ピクシーダストテクノロジーズの村上泰一郎社長、セカンドサイトの吉澤貴洋社長、T-artistの浅野博貴社長、AJCCの有泉賢社長などが参加される。
映画監督は、行定勲監督、廣木隆一監督、大友啓史監督、真利子哲也監督、松本動監督、東北芸術工科大学理事長の根岸吉太郎監督、佐藤広一監督などが参加された。
また、山形県、山形市、山形新聞社、山形県議会議員、山形市議会議員など、お忙しい中、参加いただいたのである。



初めに、主催者を代表して、「20年間、様々な課題や問題点、災害やパンデミックを乗り越えて、ここまで来れたのは、映画を愛してくださる多くの皆さんのご支援があったからこそであり、特に、毎年の若手監督たちの応募数は、どんな時でもまったく衰えず、背中を押された。」と感謝の意を表した。
「さらに、20回も続けて来ただけあり、この映画祭から旅だった方々が、映画界や映像の仕事で、大活躍していることが誇りである。
風間太樹監督、山田篤宏監督、松本動監督、上田慎一郎監督や、一昨年の最優秀俳優賞となった高石あかりさんは、現在NHKの朝ドラでヒロイン役であり、昨年の俳優賞の永田凛さんも船越英一郎さんと2時間ドラマで共演されている。」と述べる。
まさに、このYMFから、今の映画界やテレビ・配信の世界の中で、商業監督として仕事をしているのだ。
今回の山形国際ムービーフェスティバルのテーマである「新たな映画界の幕開け」とは、コロナ禍が開けて、この映画祭から、なお一層の映画界への貢献を願ったものである。

大﨑洋会長とは、昨年の春以来の再会であり、吉本興業時代から、大変お世話になった方である。
大阪万国博覧会の大役も終えて、今回、J-VIGの新会長としてご祝辞を賜る。
相変わらずの会場の笑いをとりながら、21回続く映画祭を讃えていただいた。

来年から、本格的に映画祭を地元盛岡市で開催しようとしている、「もりおか座映画祭」の実行委員長の高橋大さん。
大友啓史監督の同級生で、わんこ蕎麦店「東家」の専務である。
同じ東北として、山形国際ムービーフェスティバルでご紹介し、今後も繋がっていく予定である。



その後、各賞が発表されていく。
【以下が、受賞作品である】
グランプリ「NOVA」寺田悠真監督
グランプリ「リテイク」大賀英資監督
準グランプリ 「ちくわっちゃ!」三坂知絵子監督
最優秀俳優賞 船越英一郎賞 「NOVA」西村カロリナさん
審査委員特別賞「生きているんだ友達なんだ」上野詩織監督
観客賞「ちくわっちゃ!」三坂知絵子監督
脚本賞「リテイク」大賀英資監督
村川透監督賞「ようこそパラレルワールドへ」猪浦直樹監督
U-NEXT賞「ちくわっちゃ!」三坂知絵子監督
東北ケーブルテレビネットワーク賞「Dessert Night」境るい監督
日本テクトホールディングス賞「引かれ者の小唄」栗本慎介監督
NID東北賞「夜中のポップコーン」藤本匠監督
入選 「15分間の奇跡」岡﨑貴宏監督
入選 「山のあなた」伊藤希紗監督
入選 「拝啓 住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと」湯本雅典監督

今年の、最優秀俳優賞は、西村カロリナさん。
ノミネート作品「NOVA」が、初めての出演映画で、初めての演技とのこと。
将来、大ブレイクすると、審査委員一同、太鼓判を押す。

「U-NEXT賞」「観客賞」「準グランプリ」の三冠を獲得した「ちくわっちゃ!」の三坂知絵子監督。

三坂監督の受賞の時の涙が、会場内に伝わり、審査委員の多くが貰い泣き…。
とにかく、未来に夢を持てる、大人も子どもも、可能性を感じる作品である。



そして、抜群の映像力と脚本力で、「脚本賞」と「グランプリ」の二冠の大賀英資監督。
欠席の為、代理のプロデューサーへゴールドのトロフィーを渡す。

そして、もう一つのグランプリが、「NOVA」の寺田悠真監督。
行定勲監督や、大友啓史監督の映画の助監督をされている注目の若手監督である。
マイノリティにフォーカスした、素晴らしい社会派作品であり、父と娘の物語でもある。

今回、大賀監督が、スカラシップ権利を辞退した為、準グランプリの三坂監督が繰り上がり、寺田監督と三坂監督の2人がスカラシップに挑戦できる。
YMFの運営委員長として、上記のスカラシップについて話をし、既に配信やら別作品で仕事をしてある方々もおり、今年のコンペティションのレベルは素晴らしかったと総評を述べる。



たった一回の人生の中で、どのくらい、自分が主人公となる瞬間があるだろうか。
まさに、この瞬間は、決して忘れない1コマとして、自分史に刻まれるだろう。
そんな奇跡のような物語を作る場として、この山形国際ムービーフェスティバルが存在し続けることを、誇りに思いたい。
この20年間での応募総数は、4882作品。
応募してくれた皆さん、心より感謝と御礼を申し上げます。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12944874208.html
























