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時森 ししん
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山形国際ムービーフェスティバル(YMF)の2日目の午後は、最終ノミネートの審査委員会が開催される。
今年は11月8日(土)の午後３時より、ムービーオンやまがたの会議室で、審査委員による選定会議が行われた。
最終ノミネートに選ばれた11作品について、審査委員一人一人より感想が述べられた。
事前に各委員から送られた、脚本、演出、演技、撮影、証明、録音、音楽、美術、編集、メッセージ性などからなる10項目の採点表が配られる。
それを踏まえながら、さらに、各委員がグランプリに推薦する作品が発表され、その推薦理由が語られる。
村川透委員長も含めて、それぞれの推薦作品がぶつかり合うが、次第に各委員の評価が収斂されていく。
しかし、今年はなかなかまとまらず、時間がだいぶ経過したのであった。
約２時間に渡り、侃侃諤諤の議論の末、最高賞のグランプリ、準グランプリが決まる。
各賞も決まり、それぞれの思いが述べられ、最後に村川透監督が総括する。
力強く、素晴らしい作品が揃った、今年のYMF最終ノミネート監督たち。
特に、「リテイク」「NOVA」「ちくわっちゃ！」が、ほぼ同数の点数を獲得し、最終の評価も、ほぼ接戦であった。
それだけに、時間もかかったが、素晴らしい作品と出会った余韻は、格別なものがあった。
表彰式での発表は、２時間後である。
元記事：https://ameblo.jp/stokimori/entry-12944873621.html
