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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
10月21日(火)、第21個山形国際ムービーフェスティバル(YMF2025)の開催概要の発表の為の記者会見が、山形グランドホテルにて行われた。

村川透審査員長が所用の為に欠席となり、代わりに20年間審査員を続けていただいている映像プロデューサーの古賀俊輔さん、審査員で脚本家の岡崎由紀子さん、YMFアンバサダーで女優の菜葉菜さんが、自分と一緒に登壇し、今年の山形ムービーフェスティバルについて話をされた。

今年は、短編168本、長編114本の、合計282本の応募があった。
ほぼ例年同様の応募数であったが、そのレベルの高さは、過去1番ではないだろうか?
今年の応募数を加えると、21回の累計で4,882本となる。


記者会見の会場には、放送関係が5社と新聞や雑誌関係が6社と、多くのメディアの皆さんが参加してくださったのである。
山形には、山形国際ドキュメンタリー映画祭と、山形国際ムービーフェスティバル(YMF)と二つの映画祭が在る。
山形国際ムービーフェスティバルは、商業映画の登竜門として、映画を作ることを職業として、俗な言い方をすれば、映画で食べていく若者を発掘して、映画界やテレビ界へ送り出す映画祭であるのだ。
YMFのチケットを売り、東北の地元企業から広告を募り、手弁当の純民間の映画祭であり、公的な支援は受けていない。
ここまで続けられ、21回目を迎えるにあたり、支えていただいた関係者の皆さんに、感謝と御礼を申し上げたい。




会場では、今年のコンペティションの11作品がスクリーンに映し出され、その説明が行われた。

今、日本で一番多くの映画を手掛けていると言っても過言ではない古賀俊輔プロデューサーは、「映像機材が進化して、応募者のレベルが上がっている。
それだけに、何を基準にその映画を評価するのか、審査員側も進化していかなければならない。」と話されていた。

日本脚本家連盟理事で教育事業委員長の岡崎由紀子さんは、「とにかく、応募する側も、審査する側も、熱量が高い映画祭。才能ある方々が成功するか否かは縁と運。多くの方々とYMF映画祭で出会って欲しい。チャンスを掴んで欲しい。」と話されていた。


女優でアンバサダーの菜葉菜さんは、「自分はこのYMFと共に育ってきた。これからも一緒になって育っていきたい!」と話されていた。
菜葉菜さんは、先日開催された、ニューヨーク国際映画祭にて、最優秀主演女優賞を獲得している。
監督賞、作品賞と合わせて、5冠獲得の快挙であった。
その話題の映画、「金子文子 何が私をこうさせたか」は、11月7日(金)の午後2時30分からの上映となる。




質疑応答では、予備審査での感想を問われ、最近では圧倒的にレベルが高く、どの作品を最終ノミネートに残すのかを迷ったと答える。
また、初のドキュメンタリー作品のノミネート入りについても質問があり、今年は、特に戦後80年という節目であり、次世代に意味を持つドキュメンタリーであることなどを話す。
古賀さんからは、ジャンルを問わず、優れた作品を観てみたいとのコメントがあった。

3日間のスケジュール。
☆世界的に注目を浴びる2人の若手監督同士のトークショー〜真利子哲也監督と三宅唱監督。
☆これまでの山形国際ムービーフェスティバルの出身監督同士のトークショー〜山田篤宏監督と松本動監督。
☆また、招待作品では、お笑い芸人の永野さんの「MAD MASK」、村川透監督の「BEST GUY」、「行定勲監督の「リバーズ・エッジ」、三宅唱監督の「旅と日々」、真利子哲也監督の「ディア・ストレンジャー」、廣木隆一監督の「恋に至る病」、大友啓史監督の「宝島」、松本動監督の「アンジーのBARで逢いましょう」、山田篤宏監督の「俺ではない炎上」などが上映され、各監督が舞台挨拶を行う。
☆スペシャル上映として、U-NEXTの新作ドラマ「IT/イットウェルカム・トゥ・デリー」1話が上映され、声優の下野紘さんが登壇する。
下野さんは、大人気の「鬼滅の刃」の善逸役でもある。

今年の山形国際ムービーフェスティバル(YMF2025)は、11月7日(金)、8日(土)、9日(日)の3日間の開催である。
8日(土)の夕方からは、表彰セレモニーでグランプリ作品が決定する。
そして、引き続き、レセプションパーティーである。
コンペティション監督や出演者の皆さん、そして、現在の映画界を牽引している第一人者の監督の皆さん、審査員や特別顧問などの業界関係者が一堂に会する最高の時間。
芸術の秋。
職場の仲間と、家族や恋人と、友人達と、日本の中でも大きな話題となっている山形国際ムービーフェスティバルに、是非、ご来場ください。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12940038939.html