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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
8月2日(土)、ムービーオンやまがたにて、映画「宝島」のキャンペーンが行われた。
返還前の1950年代の沖縄を舞台とした、どうしようもない戦争の爪痕の残る街に住む、若者たちの怒りや郷土愛などを描いた熱量溢れる映画である。
大友啓史監督と主演の妻夫木聡さんが来場し、初めてのキャンペーン参加となる栄莉弥さんも参加した。

大友啓史監督とは、10年以上前に、「るろうに剣心」の撮影時に出会い、それからはほぼ毎年お会いしている。
同じ東北人として通じるものがあり、これまでの大友作品は、山形国際ムービーフェスティバル(YMF)や、ムービーオンやまがたにて、ほとんど舞台挨拶と上映会をされ、監督の作品にかける思いを肉声で語っていただいてきた。
今回、「宝島」の主演である妻夫木聡さんもご来場いただき、過去に類を見ない大キャンペーンとなったのである。

映画「宝島」は、二度の撮影延期を経て、戦後80年の今年に公開される。
それ自体が運命的であり、よく、今年の公開に間に合ってくれたと心から思った。
原作は、直木賞を受賞した真藤順丈氏の同名小説。
総制作費25億円、エキストラ述べ5,000人、本編191分の破格のスケール。
大きな時代のうねりと、社会構造の大転換、戦争という抗えない抑圧、歪な人間関係の中、人々は、何が正義で何が幸せかを問いながら、絶対的な権力に立ち向かう若者たちの怒りと反抗。
当時の感覚が、今、まさにスクリーンに蘇ったのである。

ムービーオンやまがたのロビーの大きなバナーに、大友監督、妻夫木さん、栄莉弥さんによって、全国14箇所目のキャンペーン参上シールが貼られた。




この日は、ムービーオンやまがたに、ソラリス&フォーラムの長沢社長、イオンシネマ天童、三川、米沢の各支配人、鶴岡まちなかキネマの支配人が集合して、映画「宝島」の宣伝アンバサダー妻夫木聡さんより、認定証の授与が行われた。
一人一人に声をかけ、「一緒に映画を宣伝してほしい」と、名刺を渡し握手をされる妻夫木さんの熱量に、こちらも熱くなったのであった。


会場はムービーオンやまがたのシアター1。
東北最大級の大スクリーンに映し出された映像は、圧巻であった。
東映、ソニー・ピクチャーズ、キコリ、電通、ホリプロのスタッフの皆さんも、今回ご一緒に来場された。
久しぶりに再開した方もいらっしゃったが、こちらの皆さんの熱量も、素晴らしかった。






数日前にソールドアウトとなり、300人超えの満席の中、3人が登壇。
鳴り止まない拍手。
この映画に対する熱い思いを、大友監督、妻夫木さん、栄莉弥さんが、熱く語る。
観客の皆さんからは、多くの感想や質問が寄せられ、「戦争は二度と起こしてはならない」「平和への悠久の願い」「沖縄の痛みは自分たちのこと」などの声が溢れていた。
妻夫木さんは、コザ騒動のシーンについて、「怒りだけではなく、ここで生きていくんだ!」という叫びだったような気がするとコメントされた。


舞台挨拶の後、来場者全員へ妻夫木さんが名刺を渡し握手をされていた。
引き続き、栄莉弥さん、大友監督も握手をする。
妻夫木さん達が、自身のエネルギーを搾りきり、命懸けのキャンペーンだと感じたのは、来場者全員だったと思う。

キャンペーン後、妻夫木聡さんと大友啓史監督から、いろいろお話をお聞きする。
「沖縄戦を体験された人々の声やその家族の声、それを記した文献や絵画を目の当たりにし、それらが語りかけてくるメッセージを、自分がバトンを渡されて、一人でも多くの人々へ伝えたい。
一人でも多くの人々から「宝島」を観てもらうことで、「沖縄」のことを知ってもらいたい。
そんな、天命の様な役割を担った様な気がする」と…。
この映画を観た人一人一人に、今回、その想いはしっかりと刻まれ伝わったと思う。
9月19日(金)、全国一斉公開!
ムービーオンやまがたで、是非、ご覧ください☆
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12920469286.html