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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
米国アカデミー賞の脚色賞を受賞し、8部門にノミネートされた映画「教皇選挙」が、5月23日(金)より、ムービーオンやまがたでも封切りされた。
全国公開より、2ヶ月遅れての公開であるが、良質で素晴らしい映画の為に、ムービーオンでも上映することになった。

現実の世界では、第266代ローマ教皇フランシスコが、今年4月21日に逝去され、次期教皇の選挙であるコンクラーベが執り行われた。
フランシスコは、史上初のイエズス会出身のローマ教皇であり、史上初の南アメリカ大陸出身の教皇でもある。
1280年ぶりの、ヨーロッパ以外の出身の教皇となった。

コンクラーベを経て、ローマ教皇に就任したのが、ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿で、彼は、レオ14世を名乗る。
教皇選挙では、当初は有力候補ではなかったが、ダークホースのプレボストが、3分の2の票を獲得して新教皇に選ばれたのである。
前教皇であるフランシスコが、その資質を高く評価し、尊敬していた存在だったという。
就任演説では、教会の序列に関係なく、すべてのキリスト教徒と共に歩むと宣言した。







まさに、現実の様な映画である。
バチカン市国の閉ざされたシスティーナ礼拝堂の中で繰り広げられる、それぞれの信仰、価値観、伝統と未来が鎬を削る。
政治的分断が深刻化している現代社会の縮図のような選挙戦は、先読みを一切許さないストーリー展開であり、まったく予測がつかなかった。

その全てを執り仕切る首席枢機卿のローレンス。
理想と現実、尊敬と侮蔑、信仰と権力。
様々な価値観、多様性を司りながら、苦悩は深まっていく。

全投票数の3分の2の指示を得るまで続けられるコンクラーベ。
結末まで、息を呑む映画である。
是非、劇場でご覧ください。
ムービーオンにて上映中!
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12905690230.html