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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
5月17(土)、やまぎん県民ホールにて、山形テレビ開局55周年記念事業・南こうせつ&森山良子スペシャルコンサート in 山形〜風薫る 若葉めぐり〜が開催された。
この日の二人のコンサートは、5年前の2020年に、山形テレビが開局50周年記念事業のコンサートとして開催しようとしていたが、ちょうどコロナ禍の為に、1年延期して行われ、それ以来の2度目の開催となったとのこと。

中学生の頃、「かぐや姫」が大好きで、ほぼすべてのアルバムをコピーしていた。


高校1年の時に、高校は東高と南高と違ったが、髙橋昌彦氏と「季節風」というバンドを組み、高校2年からは市民会館小ホールなどでライブを行っていた。
この日に生声を聞けた「妹」は、最初にアルペジオを覚えた最初の曲だったような気がする。
「かぐや姫」が解散した後は、正やんこと伊勢正三さんの「風」もよくコピーして歌っていた。
そして、二十代前半に、クルーのマスターの佐藤隆氏達と一緒に、伊勢正三さんを山形に呼び、旧県民会館でコンサートを企画開催した。
その夜は、正やんと、ワシントンホテルのガスライトで遅くまで飲み明かし、「なごり雪」や「お前だけが」を作った経緯などをお聞きするというスペシャルな体験をした。

自分にとっては、生で聞く南こうせつは初めてだと思う。
それだけに、今回は聞いておきたかった。
「妹」や「神田川」は、リードギターやピアノのパートまで、すべてをカバーしていたので、ほぼ原曲のままの楽曲が、とても嬉しかったし、胸が躍ったのである。
「夢一夜」も、青春時代にタイムリープしたようで、心に染みた。

森山良子さんのコンサートは、初めてだったが、素晴らしい声量であった。
「あの素晴らしい愛をもう一度」や、デビュー曲という「この広い野原いっぱい」は、素晴らしかった。
「涙そうそう」も良かったし、息子の直太朗作の「今」は、圧巻だった。
二人のアンコール曲、「コクリコ坂から」の主題歌「さよならの夏」は、最高のハーモニーだった。

数週間前に、自分は玉置浩二さんと山形交響楽団のコラボコンサートに伺ったが、今回のお客様の年齢層は、だいぶ違っていたと思う。
南こうせつ76歳、森山良子77歳。
たぶん、お客さんの一番年下が、自分達の65歳くらいかなぁ…。
席を立って手を叩いたり、客席も飛んだり跳ねたりする、最近のライブやコンサートとはまったく違って、静かに二人の歌声やトークを聴いていく。
それが、とても暖かくて心地良かったりするのだ。

一度は、聞きたいと思った南こうせつさんの生歌。
思いが叶って、とても嬉しかった。

南こうせつさんと森山良子さんと、最後に会場全体で歌った「上を向いて歩こう」
歳をとってもまだまだいけるよ〜!
そんなメッセージが込められていた。
その歌声は、山形の夜に、しっかり刻まれたのである。

そして、恒例の友人の佐藤明彦夫妻とのコンサート後の食事会。
映画もスポーツもコンサートも、終わった後の飲食が大切で、それが「文化」となる。
振り返り、アフタートーク、反省会が、実はとても大切なのだ。



この日は、「空海」で、旬の山菜料理などをいただく。
自分は、この日も午前中から、冠婚葬祭関係が続き、その間も仕事が続いたが、1日の最後に、とても大切な時間が待っていたのだ。
感謝である。
映画、音楽、スポーツ…。
やまぎん県民ホールができて、4年である。
文化が側にあることが、どれだけ人生を豊かにしてくれるのか…。
還暦を迎えてから、やっと分かってきたような気がするのであった。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12903846741.html