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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
「関心領域」や「シビル・ウォー アメリカ最後の日」などの話題作を、次々と世に送り出してきたA 24が、新たに手がけたのが「異端者の家」である。
信念を試す異端の脱出サイコ・スリラー。
同スタジオの「ミッドサマー」を超える興行収入を樹立した。

大ヒット作品「クワイエット・プレイス」製作チームのスコット・ベックとブライアン・ウッズが脚本と監督を務める。



人間が持つ底知れぬ悪意に対するプリミティブな恐怖を、知的でツイストが効いた展開と、圧倒的な緊迫感で突きつけるのである。
郊外の館の主人であるリードという男の会話力は、純朴な二人のシスターを圧倒する。



この「異端者の家」は、アメリカ公開時に、モルモン教会から激しい批判を受けた。
モルモンの宣教師の若いシスターたちが、監禁され虐待されるホラー映画だからである。
キリスト教は、大きくカトリックとプロテスタントと東方正教に分かれ、皆、旧約聖書と新約聖書を経典としている。
しかし、モルモン教は聖書ではなく、「モルモン書」を経典とするので、キリスト教からは「異端」とされるとのこと。
モルモン教の若きシスター達を、郊外の家で蜘蛛の巣を張り巡らせて待ち構えていたリード。
リードは、モルモン書をシスター二人に見せながら、二人を言い負かし論破していく。

宗教に対しては、かなり激しく論争しているのだが、アメリカの宗教に疎い自分としては、よく分からなかった。
しかし、物語が進むにつれて、それが重要なのではなく、自分自身の信念が、他者から揺れ動かされる過程で、「信じること」の意義を再確認することを描いているように感じたのである。
話題の映画製作スタジオが、今、何を社会に問いたいのか?
是非、映画館でご覧ください。
ムービーオンで、上映中!
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12900481311.html