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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
4月8日(火)、山辺町にある米富繊維の大江健社長を訪ね様々なお話しをお聞きする。
自分の妻の遠縁ということもあり、大江家の皆さんの存在は知っていたが、最近では雑誌やメディアで話題であり、改めてお邪魔したのである。
2日前の日本経済新聞でも、「ニットで過ごす夏」が特集されており、その中でも米富ブランドが紹介されていた。

大江健社長とは、初めての出会いであり、多くの話をさせていただく。
以前、山形県の山辺町は「繊維の町」として、とても繁栄していた。
日本を代表するブランドを請け負う繊維工場が、山辺町の経済を牽引していたのである。
大江社長から伺うと、もともと山辺町や寒河江・西村山地域は、羊を飼育しての羊毛の産地であったそうである。
適地適作では無いが、繊維業が生まれるべきして生まれたのである。
1980年代には、山辺町はニット産地として、全国的に名を馳せた。

しかし、時代の流れの中で、次第にニットは韓国・台湾・中国などの安価な輸入品に、シェアを奪われていく。
そんな時、米富繊維の3代目となる大江健氏が、高級ブランドのOEMの他に、オリジナルブランドの開発を始めたのである。

2010年、オリジナルブランドのCOOHEMが誕生したのだ。
その後も2つのオリジナルブランドが生まれる。
今では、OEMが60%、オリジナルブランドが40%の調和とバランスが取れた、生産体制となっているとのこと。


山辺町のyonetomiSTOREには、様々なコンセプトの商品が並んでいる。
まさか、自分がこの日にニットを購入するとは思わなかったが、この日シルクのポロシャツ(最初の写真のポロシャツ)を購入した。
工場見学をしながら、大江社長の説明を聞き、ニットの素晴らしさを実感したのである。

5月24日(土)には、yonetomi STORE前の駐車場で、YAMAGATA FASHION MARKETが開催される。
山形県内の様々なファッションセンスが集う最高の場である。
今の山形のポテンシャルに触れて欲しいと思う。

余談であるが、銀杏BOYZの峯田和伸君と大江社長は中学の同級生。
山辺町のふるさと納税の返礼品として、米富で峯田君のオリジナルTシャツを作ったところ、大きな話題となったそうである。
この日、大江社長の話を聞いていて、幻の酒と言われる「十四代」の杜氏の高木顕統社長(現在は辰五郎社長)の道のりと似ていると感じた。
どちらにも言えることは、「不易と流行」である。
これまでの歴史や伝統が素晴らしいからこそ、新たなモノを生み出すことが、どれだけ難しいか…。
それを成し得た人だけが、流行を生み出し、イノベーションを行うことができるのである。
大江社長の更なるご活躍をご祈念申し上げたい。
夏になったら、ポロシャツを着ます!
今から、楽しみ〜♪
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12893138344.html