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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
2025/04/12 23:22:06
映画「パラサイト」から続く格差社会の変奏曲「ミッキー17」
アジア人の中で、最も有名な映画監督であるポン・ジュノ監督が、6年ぶりの新作映画「ミッキー17」を公開した。
ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」は、「格差と分断」や「ヒエラルキー」は、韓国社会に留まらず、世界・人類に通じる普遍的問題であり、まさに今、時代は大きくその方向へ流れている。

彼の作品に通底しているものは、「ルーザー(loser)…負犬や敗者」である。
最下層が、最上層(権力)に立ち向かう構図。
その試みの成功や不成功という結果は、どうでもいいのだ。
立ち向かう過程が、ポン・ジュノ作品にはよく描かれている。

今回も、宇宙船の支配者は、ケネス・マーシャル(マーク・ラファエロ)
その凄まじい無慈悲の超権力的で傲慢な言葉は、観客の心に火をつける。


そして、危険性の高い任務を義務付けられているミッキー・バーンズ(ロバート・パティソン)
何度死んでも、クローン技術と記憶転写技術によって生き返ることができる。
ミッキー17なので、17回目の身体である。
まさに使い捨てのルーザーであるのだ。


テーマ的には、やはり「格差社会」をテーマにした映画「パラサイト 半地下の家族」の変奏曲であり、「ミッキー17」は、見事な脚色作品である。


間違って2回のクローン再生によって、ミッキー17の他に、同じ時間にミッキー18が現れたのである。
そして、「風の谷のナウシカ」のオームの様な生き物の登場。
クライマックスは、どんな風になるのか?
是非、劇場で、ご覧ください!

ムービーオンやまがたで、絶賛公開中!
ポン・ジュノ監督の最新作を、是非、ご覧いただきたい!
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12892838796.html