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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
自分の長男が小学生の頃、山形市立第八小学校のうめばち野球スポーツ少年団に入り、授業が終わると練習したり、休みの日は試合をしたり、チームメイトと遊んだり…、人生の中で、初めて仲間を作った時期だったような気がする。
保護者会も活発で、父親も母親も一緒になってサポートしていたが、妻は二人の子ども達を連れて参加していたが、自分はなかなか参加できず、他のお父さん方に助けられた。
毎回参加してくださる方、仕事の関係等で、なかなか参加できない方などバラバラではあったが、それでも保護者の皆さんは仲が良く、最後まで纏まってゴールを切れたと思っている。

約1ヶ月前、当時の保護者会長だった寒河江の安孫子さんから、突然電話をいただく。
息子達の同級生の父親でもあった常川監督を囲み、みんなで集まりたいとのこと。
二つ返事で参加の意思を伝えた。
3月7日(金)、山形市の「天國」にて、当時の保護者8名が、約27年ぶりに顔を揃えたのである。



うめばち野球スポーツ少年団は、常川孝監督と、息子の常川幸太郎くんの熱血野球親子が吸引力になったのは言うまでもない。
常川監督が、当時、Jリーグが始まり、サッカーブームのど真ん中で、一人一人野球部に勧誘し、野球の面白さを教えていった。
当時、ケーブルテレビ山形は、開局して3年目。
その後に続く「スポ少追っかけ番組」の草分けになった番組が、「白球にこめた思いを胸に」という伊藤浩カメラマン(現ダイバーシティメディア制作企画部長)が半年にわたって撮影した番組であった。
まさに、「ザ・ケーブルテレビ」という意味合いの番組であり、「山形に住む方々の息吹や物語」をフォーカスし、お茶の間にお届けすることを体現したものであった。




キャプテンは、常川監督の長男の常川幸太郎くん。
その弟が、甲子園で大活躍をした日大山形野球部キャプテンの常川知也くんである。
この頃は、まだ小学3年生であった。
ほとんど野球を始めたばかりの子どもたちが集まって作ったチーム。
自分の息子は、最も遅く入団した。
試合をすれば黒星のオンパレード。
連敗がずっと続いていたのを覚えている。
しかし、少しずつだが上達していき、最後の大会では、勝ち進むことができたのである。
常川監督の「ボールから逃げるな!向かっていけ!」という声を、今でも覚えている。
最後の試合の後、夕日に照らされた子どもたちの顔は、とても輝いて見えたのである。



当時のうめばち野球スポーツ少年団のメンバー一覧と、保護者会の打ち上げの写真を、安孫子さんが持ってきて盛り上がる。
ちなみに、自分の隣の女性は安孫子さんの奥さん。
いつも一生懸命だった安孫子夫妻には、本当に頭が下がる思いだった。



唯一、2学年下の保護者として参加したのが、尚美堂の逸見良昭氏。
現在は山形市スポーツ協会長として頑張っている。
この日の「天國」は、彼が段取ってくれた。

子どもたちは、今年40歳を迎える。
それぞれが、子ども達や家族の近況を報告し合う。
過ぎ去った27年という歳月。
しかし、顔を合わせれば、あっという間にあの頃に戻れる不思議。
あんなに親子で全てを共有した時間はなかったと思う。
この日の最後は、参加者同士のLINE交換。
LINEができない方は、メールアドレスの交換。
皆で「高校生みたいだね!」と言いながら、楽しい時間を過ごしたのであった。
当時のケーブルテレビ山形の番組タイトルではないが、まさに、白球にこめた思いが、今でも鮮明に、胸に残っているのである。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12889083210.html