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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
昨年の山形国際ムービーフェスティバルのフィナーレを飾ったのが、映画「アイミタガイ」の草野翔吾監督であった。
その草野監督がメガホンをとった、映画「大きな玉ねぎの下で」は、世代を超えた愛の物語として、大きな感動を与えてくれた。
改めて、草野監督の心の優しさを感じたのである。

爆風スランプが、1985年に2枚目のアルバムに収録した「大きな玉ねぎの下で」は、当時でも既に見かけなくなった、「文通」や「ペンフレンド」の心の思いを育てる繋がり方にフォーカスした話題曲であった。

「大きな玉ねぎ」が、日本武道館の屋根の上にある擬宝珠であることを知ったのは、しばらく経ってからだと記憶している。
1985年は、自分が結婚した翌年であり、ちょうど父親になった年。
青春時代から子育て時代に移行する、慌ただしい時期である。
流行りのドラマや歌などは、頭のどこかで知っていたぐらいで、人生の中で、最もそれらとは距離がある日常であった。
しかし、そんな時期でも、爆風スランプのサンプラザ中野の「大きな玉ねぎの下で」は、大学時代の東京での友人や暮らしを、まだ数年しか経っていないのに、懐かしく思い出させてくれた。

会いたい人に会いに行く、好きな人に好きと言う。
それは大切なことと、教えてくれる物語。





この映画には、両親たちの、高校時代の出会いの物語も描かれていく。
まさに、1980年代の高校生たち。
今ほど便利でないだけに、アナログで素朴で、まどろっこしく、とても切ない想いが伝わってきた。


江口洋介演じるラジオのナビゲーター大樹のコメントから、親世代へも想いは伝播していく。

九段下の駅をおりて 坂道を
人の流れ追い越して行けば
黄昏時 雲は赤く焼け落ちて
屋根の上に光る玉ねぎ♪
是非、劇場でご覧ください!
ムービーオンで、上映中。
とっても後味が良い映画です☆
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12886338824.html