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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
彼を最初に知ったのは、27、8年前だったと思う。
自分が、市民の暮らしや物語にフォーカスしたテレビ局・ケーブルテレビ山形を設立した数年後のこと。
ケーブルテレビ山形の初代アナウンサーの鈴木まり子さんが、当時、所属していた劇団が、水口牛こと安達浩寿君が主宰していた「紅座」だった。
演劇にかける情熱は、それまでの地方のサークル的な劇団ではなく、まさにプロ集団であったと思う。
願わくば、演劇で皆が食べていく!
そんな座長の覚悟と20代の若者集団の熱量に、驚きと共に敬意さえ抱いたのを覚えている。
自分も、山形という田舎町に、ケーブルテレビ局を作り、BSやCS放送からの多くの専門チャンネルを見られる環境を作ろうと、前のめりで走っていた時期だったので、尚更であった。
5歳年下の水口君とは、いずれ、どこかで人生が交差すると予想していた。

それから数年後、予想通り、水口君は、ケーブルテレビ山形のコミュニティチャンネルのレギュラー番組を、長年にもわたり担当してくれた。
むしろ担当というよりも、自分で番組を企画し台本を書き、自らが出演して水口ワールドを自由に構築していったのである。
それまでの地方のテレビ番組では、考えもつかないチャレンジであった。

全国でも話題となった、「ラブ&ピースハウス」のMCやコーナー番組の「アニバーサルワイン」
その前身の番組「モウ&コンズハウス」では、彼が書き下ろした「大江戸夢物語」は、当時は他ジャンルの方々からも大絶賛だった。
今月からダイバーシティメディアの市民チャンネルで再放送している。
彼は、いつも、何かと闘っていたように思えた。
それは、既成概念なのか…。
時代なのか…。
自分自身なのか…。


7月16日(日)の山形新聞の朝刊には心が躍った。
水口牛氏の小説が、山新文学賞を受賞したと1ページにビッシリ、彼の心の中の物語が描かれていた。
この記事を見た時、嬉しかったが、驚きはしなかった。
彼の稀有な才能を、誰かがきっと評価してくれると思っていただけに、山形新聞の慧眼には心からの敬意と賛意を送りたい。

昨年の秋、約20年ぶりに、当時の番組スタッフが集まった。
あの頃を懐かしく振り返りながらも、まだまだアラ60、新たな物語を始めてみようと、かなり話が盛り上がったのだ。
今回の受賞は、彼の新たな物語の「はじまり」
ここまでも、多くの時間を費やしてきたと思う。
だからこそ、この「はじまり」は、その分尊い。
彼は、いつも改革者だった。
水口牛氏の、益々のご活躍を祈念申し上げます。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12812763550.html