Bリーグ2021-22シーズンに向けた、パスラボ山形ワイヴァンズの新体制の発表記者会見が、8月20日(金)に山形グランドホテルにて行われた。
日本人選手全9名とヘッドコーチのミオドラグ・ライコビッチとチームスタッフ、そしてフロントが揃って発表。
コロナ禍やミニ国体などのお忙しい中、県内外のマスコミの皆さんからお集まりいただき、冒頭、クラブを代表して感謝と御礼を申し上げる。
先のシーズンのリーグ最下位を受け、前シーズンはチームの立て直しをお願いしたライコビッチが、予想以上の31勝29敗と勝ち越しとプレーオフ進出を遂げ、今シーズンも継続してくれたことを報告する。
また、昨シーズン中心的な役割を担ってくれた日本人選手4人の継続と、5人の新入団選手の獲得経緯の説明を行う。
さらに、チームスタッフでは、継続するライアンを含めたメンバーと、新たに参加する2人(ヘッドトレーナーの山陰智司氏とマネージャー兼通訳の遠藤将洋氏)を紹介する。
ライコビッチは、「昨年以上の満足するチームとなり、充実したシーズンになるだろう。昨年以上のレベルの試合を、観てもらえるはず!」と話す。
今シーズンのスローガンは、「STEP UP」
昨シーズンの「STEP BY STEP…一歩一歩着実に」から、「これまで以上に、より高みに」とのスローガンの意味を述べた。
今シーズンのスローガンを聞いた時、とても繊細で、現実なライコビッチらしいスローガンだと感じた。
その後、全選手が今シーズンに臨む決意を述べる。
(詳しくは、パスラボ山形ワイヴァンズYouTubeチャンネル、ダイバーシティメディアの山形ワイヴァンズTVなどでご覧ください)
そして、今シーズンのキャプテンには、河野誠司選手が3シーズン連続で就任する。
「長い1シーズン、良いことばかりでは無い。辛い時こそ、纏まって行こう」と話す。
オフコートキャプテンには、最年長のベテラン眞庭城聖選手が就任する。
ミスター茨城ロボッツと言っても過言では無い、素晴らしいチーム貢献をしてきたマニーだけに、心から期待している。
5シーズンぶりに故郷山形に戻ってきた村上駿斗選手(山形南高卒業)。
B1を経験してきて、その成長が、とても楽しみである。
五十嵐貴志選手は、これまで、企業チームのアイシンで活躍していた羽黒高校卒業である。
2人の山形県の地元選手の加入は、とても嬉しく思う。
また、ずっとフォーカスしていた田原隆徳選手、ビックマンの高橋浩平選手は、より高みにいく為の、最高の補強になったと思っている。
中島良史選手と川邉亮平選手は、昨シーズンの日本人の中心選手で、今年はさらにレベルアップしている。
柳川龍之介選手は、開幕に何とか間に合ってくれそうである。
しっかり治して、カムバックして欲しい。
マスコミの皆さんからも、チーム状態、今シーズンの目標、外国籍選手、ライセンス獲得などの多くの質問があった。
昨年より、1名少ない日本人選手についても、チーム状態などもライコビッチから聞きながら、追加して行こうと考えている。
また、大学生の特別指定選手についても、参加させたい思いがある。
どちらも、この1、2週間で、考えていきたい。
バスケット関係者の多くが、「今年の日本人選手は、これまでのワイヴァンズ史上最高のレベルだ!」と言ってくれる。
その期待に応えられるかは、まさに、これからである。
ライコビッチは、「ワクワク・ドキドキする、バスケットボールの魅力を感じてもらえる、最高のバスケットを見てほしい!」と、抱負を語っていた。
とても大切なシーズンだと思う。
「STEP UP〜より高みに!」に向けて、山形ワイヴァンズは動き出したのである。
元記事:
https://ameblo.jp/stokimori/entry-12693607978.html