本日5月2日(日)の愛媛オレンジバイキングスとの試合をもって、B2リーグ2020-21シーズンの全60試合を、ホームアリーナにて終わることができた。
多くのお客さんやブースターの皆さんと一緒に、その時を迎えられたことは、望外の幸せであり、大きな喜びと共に、山形ワイヴァンズのクラブ史に刻まれるだろう。
スクーティー、川邉選手、中島選手、河野選手と続いたスクーティー作「HEY!HEY!HEY!」
社長としての最終戦の感謝の挨拶だったが、自分も言ってしまった「HEY!HEY!HEY!」
今年のチームは、とにかく仲が良いが、その流れに乗ってしまい…スミマセン、最後なのでお許しを…。
昨年から、待ち望んでいたシーンだった。
最下位から這いあがろうと、選手、チームスタッフ、フロント一丸となって臨んだ昨シーズンの後半戦。
コロナ禍で、無観客試合に。
その時の、シューズが擦れる音と、ドリブルのボールの音が、無機質にアリーナに響いていた。
スリーポイントが決まっても、相手のフリースローの時も、静寂である。
勝った喜びや、負けた悔しさは、間違いなく半減していた。
その後決定されたレギュラーシーズンの中止。
13試合を残しての終了となった。
その時、選手もチームスタッフもフロントも、「勝っても負けても、お客さんやブースターがいる中で試合を行い、喜びや悔しさを共感をしたい!」と思っていた。
だから今日は、ご来場いただいた1200人の方々へ、万感の思いを込めて、この2年間の感謝と御礼を申し上げた。
「プレーオフは、山形ワイヴァンズにとっては通過点に過ぎない!」と、河野キャプテンは言っていた。
まさに、ここからレイヤーアップして、パスラボ山形ワイヴァンズの新しい物語が始まるのである。
久しぶりの1200人越え。
コロナ禍の中、ご来場いただき、一緒に最終戦を終えたこと、心より重ねて感謝申し上げる。
そして、今日は、株式会社でん六の応援デーとして、でん六の山口専務が来場観戦され、山形ワイヴァンズと愛媛オレンジバイキングスの両キャプテンに、「でん六豆特撰」をプレゼントしていただく。
本来なら、3月に冠マッチゲームを予定していたのが、山形ワイヴァンズのコロナウイルス感染により、試合中止となったのである。
その思いを、最終戦に繋いでいただいたのである。
また、新監督就任の関係で、とても忙しい中、モンテディオ山形の相田社長もご来場くださる。
やっと、ワイヴァンズチアのリーダー的存在のMAYUが参戦して、広がりを見せたパフォーマンス。
アカデミーの子どもたちも見事であった。
今日の試合には、全選手が出場して、満遍なく点数を積み上げた。
結果は、山形ワイヴァンズが85点、愛媛オレンジバイキングスが66点であった。
前半は、愛媛が9点リードで折り返したが、中島選手や川邉選手、更には飯田選手やダンの活躍で、後半はワイヴァンズが流れを引き戻した。
スクーティーとキースが出場、ランスはプレーオフに備える。
だいぶ回復してきた柳川選手も、最終戦を共有してくれた。
来週は、ライブビューイングに、ゲストとして来てくれる予定。
川邉選手は、昨日と今日の2日間、ディフェンスはもとより、オフェンスでも最高の活躍をしてくれた。
今シーズン、初のヒーローインタビュー。
秋山選手のバック転。
会場を盛り上げてくれた。
ライコビッチの多様な戦略と、スクーティーとの出会いが、山形ワイヴァンズを変えていった今シーズン。
スクーティーの、バスケットセンスとIQの高さ、そしてキャプテンシーと明るさは、抜群であった。
河野選手との信頼は厚く、ロボッツ時代からと言う。
賢くスマートで、かつ攻撃的で、意外に日本人的な儀礼を持つライコビッチ。
彼へのオーダーは、昨シーズン最下位だったチームの立て直し。
昨年6月に、セルビアのライコビッチとリモートで話した。
「半分勝てるチームにできたらありがたい!」と、最下位だったどん底の中で、チームをライコビッチに託したのである。
8勝39敗13残で、勝率1割7分…昨シーズンの成績。
それを、今シーズンは、31勝29敗で、勝率5割1分7厘に押し上げてくれた。
大満足で、感謝しかないが、もう少し、このチームの余韻を楽しめるようである。
来週、ムービーオンで、また皆んなが集い、喜怒哀楽を共にしたいと思うのである。
元記事:
https://ameblo.jp/stokimori/entry-12672137630.html