5月1日(土)、会場に入ると、至る所でグータッチや、肘タッチが行われていた。
昨夜決まった、山形ワイヴァンズのプレーオフ出場の盛り上がりである。
とても心が高揚し、ワクワク感がある会場となった。
試合終了後、ワイヴァンズブースターの皆さんへ、プレーオフ出場の報告と、ここまで来れたこと、そして、どんな時もチームを応援してくれたことに対して、心よりの感謝と御礼を申し上げる。
今シーズン残り2試合となったこの日、会場には、ブースターの皆さん、スポンサーの皆さん、そして、冠スポンサーを引き受けたダイバーシティメディア関係者など、多くの方々よりご来場いただいた。
昨年の最下位、コロナへの感染、怪我など、様々な災難がチームを襲ったが、選手の心が折れなかったのは、ブースターの皆さんやスポンサーの皆さんのお陰である。
会場には、「プレーオフPO進出おめでとう」のプラカードが掲げられた。
この計らいも、すべてブースターの方々の企画である。
残り2試合の相手は、愛媛オレンジバイキングスである。
B2の数年にわたる好敵手であり、いつも接戦であった記憶がある。
この試合、大活躍したのが、キース。
ゴール下を自由自在に支配した。
22得点、15リバウンドのダブルダブル。
スクーティーも、相変わらずの攻撃力であったが、最近キラリと光るのが、彼のキャプテンシー。
まさに、チームの核である。
ナナーダニエル弾選手は10得点で、これまでで1番の輝きであった。
川邉選手は11得点。
スリーポイントも決めたし、なんと言ってもディフェンスが素晴らしい。
中島や飯田も要所要所で活躍する。
しかし、スターティング5を休ませ、選手全員を起用し、チーム全体でゲームをシェアしようとしたライコビッチだったが、最後は薄氷を履む思いであったと思う。
ラスト3分からの愛媛の追い上げは見事だった。
最終的には、山形98点、愛媛93点。
山形ワイヴァンズの勝利である。
ライコビッチやライアンと、話し合う河野とスクーティー。
様々な戦略を確認するようであった。
かろうじて山形が勝利を挙げたが、ディフェンスが機能していなかったのかもしれない。
お互いの90点台の得点は、試合を緩めてしまう。
是非、明日は、ワイヴァンズらしいディフェンスを見せて欲しい。
「プレーオフ進出は、ワイヴァンズとしては、ただの通過点です。もっと上を目指します!」と。
夢は、まだ続くのである。
そして、明日は、このチームでのホーム最終戦。
一人でも多くの方々に、集まっていただきたい。
山形ワイヴァンズが、有終の美を飾ってくれるに違いない。
元記事:
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