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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記

B2最下位から、どうやってチームを立て直すのか?誰に指揮官を任せるのか?
約1年前、昨シーズンが途中で中止になり、本格的なヘッドコーチのリサーチが始まる。
パスラボの執行部は、様々な周囲の方々や、リーグ関係者からアドバイスをいただき、複数の候補者と面談し、最終的にライコビッチに絞り交渉をする。
昨年の6月になってからのことだ。



新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、リモート会議がスタンダードになる中、日本から遠く離れたセルビアとの話し合いは、とてもスムーズな状態で進めることができた。
ライコビッチの事前のデータは、①チームバスケットに優れている。②戦略が豊富でバスケットが面白い。③西宮時代のシーズン後半戦の勝率がリーグトップの7割を超えている。④ヨーロッパのバスケットコーチは経験豊富。
自分は、小野寺HC時代の山形と西宮のホーム戦を覚えていた。
1勝1敗であったが、ライコビッチの西宮のボール回しがとても印象的であったのだ。



昨秋、今シーズンが始まり、コロナ禍により外国籍選手が揃わず前半は苦戦したが、年が明けた後半戦は、素晴らしいチームへと進化させた。

ライコビッチHCは、フロントとの定期ミーティングの機会をとても大切にしている。
「社長や常務やGMと、みんなでチーム状況を理解して、意見を言って欲しい!」というのがライコビッチのスタイルであり、リラックスした中でのミーティングを創出する為、いつもディナーを取りながらの打ち合わせとなる。
(今回から毎週となったBリーグ統一PCR検査で陰性判定の後の打ち合わせ)
この1年間、ライコビッチと接してきて、バスケットボールに対する熱量と勉強量は素晴らしいと感じている。
いつも前向きで、情熱的。
一方で、冷静に各選手のプレースタイルを分析しており、短所を修正し、長所を引き出そうとしている。
それが、今の山形ワイヴァンズの勢いになっているのかもしれない。
残り5試合。
遠いセルビアからやってきたライコビッチが、このバスケットボールのポテンシャルが高い山形県で、どんなラストシーンを創出してくれるのか、伴走していきたいと思うのである。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12668192004.html