12月中旬、天童温泉の「ほほえみの宿 滝の湯」に、東海大学山形高校教職員クラブ主催の忘年会に参加する。
毎年恒例の忘年会であるが、今年は、教職員の皆さんに勢いがあり、とても楽しく過ごさせてもらったのである。
2011年の3月に、自分が理事長に選出され就任して以来、ほとんど参加させてもらっているが、この8年間で若い先生方が増え、教職員クラブに新たな力を感じた。
東海大学山形高校の教職員は、もとより様々な分野に優れた先生方が多いが、今回は、30歳前後の先生方とたくさん話すことができて、「東海大学山形高校の未来は明るい!」と率直に思ったのである。
来年の春から始まる「アニメーション科目」
「テレコム・アニメーション」や「白組」などの、日本の第一線のアニメーションの先生方が指導下さる。
全国的に注目を浴びている取り組みである。
その担当教諭の鈴木先生は、ルパン三世の「銭形警部」に扮して、忘年会の司会をされていた。
他の先生方も、ルパンなどの登場人物のコスチュームで登場する。
8年前は、20代の先生は1人か2人で、40代50代の先生方が大部分であったが、この数年で、全体の様相が大きく変わった。
ベテラン教職員は、その経験値や包み込む力が素晴らしいし、若い先生方は、「学ぶ意欲」と「目的意識」をしっかり持っていた。
師走の騒がしい時期ではあったが、少しでも先生方と話せて良かったと思った。
その後、会社で2、3打ち合わせがあったので、天童市で食事を取ろうと、スタッフと「水車そば」へ。
今年2度目である。
鶏中華を頼み、秘書室の後藤課長と食べる。
山形県は、「多様性の街」が魅力だと思っている。
ラーメンも蕎麦も、そして日本酒も、様々な多様な種類があり、どれを取っても美味しく確立している。
個別化と体系化が、しっかり融合しているのだ。
個としての自立、そして、全体としての繋がり。
autonomy とintegration。
この背景には、様々な価値を認める多様性があるのだ。
東海大学山形高校の狙いもそこにある。
画一的な教育ではなく、その生徒が得意な分野に寄り添え伸ばせる教育。
一人一人が、自分らしい花を咲かせる教育である。
学力アップを目指すのもよし、スポーツで活躍するのもよし、文化や音楽を追うこともいい。
そして、アニメーション科目のスタートも、とても楽しみなのである。
元記事:
https://ameblo.jp/stokimori/entry-12561376328.html