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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
2019/11/20 20:23:16
白石和彌監督作品「ひとよ・一夜」…家族の体温を感じる映画。
15年前のたった “ひとよ(一夜)”の出来事によって、家族の人生は大きく変わり、それがある意味で呪縛となり、その後の3兄弟の運命を大きく狂わせてしまう。



15年間、3兄弟の心に存在していた真っ暗な闇と凍った記憶を、家族はぶつかり合いながら、傷つけ合いながら、溶かしていくのだ。

佐藤健演じる稲村家の次男・稲村雄二は、東京で働くうだつのあがらないフリーライター。
母親への怒りを抑えきれない。

鈴木亮平演じる、他人に対してのコミュニケーションも、自分自身の感情の整理も、器用にできない真面目な長男・稲村大樹。
「母さんは母さん」と、母を守ろうとする。

事件によって夢を諦め、スナックで働きながら生計を立てる。
言葉遣いは荒っぽいが、所々に優しさが溢れる。

愛する我が子を守るために、暴力をふるう夫を殺めてしまう。
「15年経ったら必ず戻る」という約束を果たす。
白髪の田中裕子さん。
自らが髪を白くしたいと、白石監督に提案したそうである。
印象的なシーンになったと思う。


これまでの以上に人間臭い佐藤健が観られる。

彼の映画には、常に温度感を感じる人と人がしっかり描かれている。
登場人物の熱量が高いのだ。
それが、人間臭い存在として、毅然として描かれる。
これからも応援したい監督である。
映画「ひとよ」…ムービーオンで観て欲しい!
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12546473095.html