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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
2019/02/17 23:28:25
三上博史さんと宅間孝行さんの夢の共演…in ムービーオンやまがた
2月16日(土)、ムービーオンやまがたにて、宅間孝行監督作品「LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て」の舞台挨拶と teach-in が行われた。
前回の映画「あいあい傘」に続いての、練りに練りこんだ書き下ろしの監督作品であり、主演の三上博史と宅間孝行の夢の共演が実現したのである。
会場には、多くの方々が集まりほぼ満席状態。
新潟県や福島県から、「この映画が地元でやっていないので観に来た!」「ナマの三上博史さんの話が聴きたい!」「宅間孝行さんのファン」などと、県内外から集まってくれた。
三上博史さんにとっては、14年ぶりの主演映画であり、「この映画の本を読んで、出たいと思った!」と話す。
山形県に来たのが、新庄市に約40年前に来たとのこと。
「今回の映画は、とても意味がある映画であり、カメラがそこに在り、役者が演技する。その緊張感と面白みがあった現場だった。」と話す。
宅間監督は、昨年の11月に、山形で公開した映画「あいあい傘」とはまるでテイストが違う映画であり、カット割りをせずに1つのカメラで長回しをする手法は、ある意味「バード」的でもあるが、もっと仕掛けや作り物を入れていると話す。
映画のストーリーも、会話の中に真実が隠されており、謎解きに近いものがある。
タイトルの中の「涯て」など、言葉1つに意味があった。
teach-inでは、映画に対する意見や疑問点が数多く出た。
会場に来られた方は、とてもトクをされたと思う。
質問に、ほとんど答えてくれたお二人に感謝である。
途中、フォトセッションの時間を作っていただき、トレンディドラマを席巻した三上博史さんを、ほとんどの方がスマートフォンに収めた。
三上さん達出演者は、2時間のぶっつけ本番状態の撮影の中で、セリフを記憶することが大変だったとのこと。
折しも、三上さんは、BSテレビの連ドラの最終回と同時に、この映画のリハーサルが始まったそうである。
波岡一喜さん、酒井若菜さんなど、皆さんが本物の役者で、とても楽しかった現場だったとのこと。
宅間孝行監督も、撮影しながら、様々なアイデアや仕込みを考えついたり、みんなで考えたりした映画であり、演じたのは「劇団ラブホテル」みたいなもので、素晴らしいキャストだったと話していた。
また、三上博史という人間の、職人気質というか、ものづくりや役者としてのこだわりを聞き、ストイックに贅肉を削ぎ落としている人間だと感じた。
そこに、彼のアイディンティティと魅力がある。
自分にとっては、カルチャーショックだった、三上さん主演の映画「スワロウテイル」の岩井俊二監督、行定勲助監督についても話が及んだ。
三上さんと自分は同じ世代。
「あと15年は頑張りたい!」と、舞台挨拶で話されていた。
55歳を超えたあたりから思う人生観。
最後は、それぞれのフィロソフィーや信条ナドナド。
久しぶりに、夜中まで人生を語った夜となったのである。
この映画は、ある意味、これまでの映画に一石を投じたような感じがした。
是非、ご覧いただきたい。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12440865648.html