- NANA starringが参加しました!
- グループホームあさひが参加しました!
- ときめき形成外科が参加しました!
- 株式会社 オクヤマ電気工事が参加しました!
- ルージュ・ベルグが参加しました!
- 株式会社 菊池技建が参加しました!
- 城北電気工事株式会社が参加しました!
- 藤庄印刷株式会社が参加しました!
- 老舗 長榮堂が参加しました!
- グランドホーム樫の木が参加しました!
日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
2017/12/06 23:59:00
映画「火花」の主演・菅田将暉という天才を観て欲しい!
映画「火花」を観終わった時、菅田将暉という役者の天才性というか、まだ24歳という若さなのに、他とは違う存在感を醸し出す。
![{FE7E5DE2-0A91-46E0-B1AF-3A6FCCD2849C}](upload/staff/86/images/36aac981a1826dbd66700ec3131f8f52.jpg)
菅田将暉自身が、自分が演じた役、スパークスのボケ担当の売れない漫才師・徳永を語る。
「夢や憧れを、追い続ける情熱。
そこには、自分の中にある絶対的なもの、これが正しいという気持ちがあった。
そういうものに出逢えた徳永は幸せだった。」
![{8D9BEA0E-C808-4F28-8923-150F481A7FCE}](upload/staff/86/images/9bc75cdadbdaeaccc0e5fc33a1eea2fb.jpg)
![{1A45C26E-D0D2-499B-BA1E-BD325277FB62}](upload/staff/86/images/70a19fa35724d99cb531275285c07558.jpg)
その絶対的なもの、それは桐谷健太が演じる神谷であり、神谷との出逢いが、徳永の未来を形作っていく。
![{A9403839-A7F5-4026-BF5F-D9053F4E39DA}](upload/staff/86/images/d6ad4a19bdc340da6548427ad95b9ba5.jpg)
![{8E4D951B-E092-4B5A-92AA-720AAE873CAC}](upload/staff/86/images/5c0ddc314a4d1034e77bdce43013187d.jpg)
徳永は、若手コンビ「スパークス」としてデビューするが、まったく芽が出ないお笑い芸人。
熱海の花火大会で先輩芸人・神谷と出会う。
神谷は「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露する。
![{E9104A96-1A1F-4D0D-9704-CCAD8A6964F0}](upload/staff/86/images/e4179f615574d164f0c46f42d2eef0c7.jpg)
その奇想天外な芸風と人間味に惹かれる。
![{C6A95991-FC10-46F3-AFBD-A17130BBAC0C}](upload/staff/86/images/d096951367a76ca7b2a0b74335019a6b.jpg)
![{D1262D1A-38B4-44A6-86DE-CD64E4276289}](upload/staff/86/images/eac64f738b72d1ef4ddd858ef6c7d748.jpg)
その夜、徳永は神谷に「弟子にしてください!」と申し出る。
神谷は了承するが「俺の伝記を作って欲しい!」と頼む。
![{3688826A-1377-4A8E-8B39-D41C7F9E6A48}](upload/staff/86/images/7df1ef527f9a9e100478c026830aa63b.jpg)
神谷と神谷の彼女の真樹。
いつも一緒に行動して、才能を磨き合う充実した日々を送る。
![{F7F090DF-0844-4621-8AA7-F09173A65815}](upload/staff/86/images/40921eb1b47a556bd60f80b87720b3cf.jpg)
![{ABE99C0F-1039-4B9D-BA37-1B3360FCF637}](upload/staff/86/images/2e00a9b856187f63c944811403fc6ba5.jpg)
「笑い」に魅せられ、「現実」に阻まれ、「才能」に葛藤しながら、「夢」に向かって全力で生きる二人の10年間の青春物語。
![{67EFA23E-71D4-464D-8D9F-0DC131012D09}](upload/staff/86/images/926a7d7be807364628d994a866757403.jpg)
小説「告白」の作家の町田康氏は、こう言っている。
「人がもがく姿は美しくなく、何かになろうとして未だになれない人の姿は悲しい。若い頃を見ているみたいで、なんでもっと楽な生き方をしないのかと思う。しかし、そんな言葉は彼らには通じない。
そして、もがき苦しみながら生きる。
原作者の又吉直樹氏は言う。
芸人や漫才師を目指す人の道は、かくも苦しいものであると。
笑い、面白いことは、人を刺激する。人はより高度な刺激を求めて、マニアックになったりしていき、「おもしろいもの」がわからなくなっていく。
さらに、漫才師は、いくらおもしろくとも、時代に合わなければ、「おもしろくなくなる」
伝承されるものではなく、その時代と結びついた瞬間だけの物であり、継承される文化でもなく、次の時代にまでは残らない。
だから「火花」であり、一瞬で消える。
そこに、かける儚さが美しいのかもしれない。」
![{A6056B92-7935-4FE3-B82D-8C701D9CD4AD}](upload/staff/86/images/cb38dc0d16ff579c0c6b08c6aed087dc.jpg)
監督と脚本の板尾創路氏は、芸人のドキュメンタリーに近いものに出来上がったと語る。
![{E021353F-8602-4E1B-AF21-D7AEC9B2A74F}](upload/staff/86/images/7b64eb50f15ed81a24e82450fcade93a.jpg)
先日、板尾創路さんと、スズラン街の「ロビンソン」で飯を食った時に聞いた話。
菅田将暉のセリフにしても、そこのカットだけやるのではなく、ちゃんと漫才を覚える。
その漫才をやっているワンカットだけ使う。
だから、リアル感があると話してくれた。
彼は天才であり、末恐ろしい!とのこと。
![{C3899F96-50B4-4E4F-8D92-A52776E4E6E5}](upload/staff/86/images/4866e57355f056f2a5ab0a2e17eabf42.jpg)
礼儀は正しいし、器用でどんな役でもこなせる。
主人公が漫才の「才能」を追う映画であるが、まさに、役者としての「才能」を問われる映画となった。
まだ見ていない人は、必見の映画である。
今、一番輝いている役者たちが、大阪弁でどんな演技をするのか?
見ものである!
一瞬の「火花」の煌めきを、目撃してほしい。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12333549771.html