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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
2017/06/01 23:59:26
映画「家族はつらいよ2」は、やっぱり面白かった!
山田洋次監督は、映画「東京家族」に出演していた8人の俳優さん達と、「もう一度、このチームで映画を撮りたい」という思いで生まれた作品だという。
前回の「家族はつらいよ」では、「熟年離婚」がテーマ。
そして、今回の「家族はつらいよ2」では、「無縁社会」がテーマだそうだ。
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家族とは、最も近くにいる存在であり、みんなが同じ共同体の意識がある反面、一番率直に痛いところを言い合える存在であろう。
以前「ヤマアラシジレンマ」と、精神科の先生が何かの本に書かれていた。
ヤマアラシの家族が、寒い冬に、暖め合おうと、近すぎるとお互いの針でケガをする。離れれば、寒さ目凍えてしまう。
適度の距離感がむずかしい。
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後期高齢者の75歳の橋爪功演じるお祖父ちゃん平田周造。
周造の長男役の西村雅彦は、父親のやることが、すべて気に入らない。
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今回は、車をぶつけてばかりいる周造から、「運転免許を取り上げる」という設定から入る。
家族の心配VS個人の自由。
普遍的な課題だ。
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次女の中嶋朋子とその婿林や正蔵。
とても、いい味を出している、騒がしくおっちょこちょいな夫婦。
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そして、妻夫木聡演じる頼もしい末っ子と、その新妻の蒼井優。
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坂の上のマイホームで繰り広げられる日常の物語。
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長男の妻役の夏川結衣が、1番の要である。
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実家の祖母と母の介護で大変な蒼井優。
「老老介護」をも、高齢化社会として、取り上げている。
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そして、40年ぶりに再会する、小林稔侍演ずる丸田。
高校の同級生だが、会社も失敗、家族も離婚、70を越えても、かんかん照りの工事現場で誘導棒を振っていた。
行方がずっとわからなくなっていた丸田との、久しぶりの再会。
激励会を催し、最高に盛り上がったその夜、事態は急変するのだ。
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喜劇映画では、「死」を描くのはタブー。
しかし、今回の物語は、そこにテーマを置いている。
その悲劇も、きっと明日は喜劇になると、山田洋次監督は言う。
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「家族はつらいよ」も、シリーズ化しそうである。
是非、次回作も期待したい。
今回も、笑わせていただき、ありがとうございました。
笑いに飢えている方、必見の映画である!
元記事:http://ameblo.jp/stokimori/entry-12280012078.html