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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
9月30日(水)、山形市の馬見ヶ崎川の河畔にて、山形県の全映画館が加盟している山形県興行生活衛生同業組合が主催し、映画配給会社14社16名と、山形県の放送局4社8名が参加した、毎年恒例の研修会と芋煮会が開催された。

山形県の興行組合の会員は、ムービーオン、イオンシネマ天童、イオンシネマ米沢、イオンシネマ三川、ソラリス、フォーラム山形、フォーラム東根、鶴岡まちなかキネマの8映画館である。

山形市では、毎年、「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催され、6.5メートルの大鍋で3万食が作られ、全国から訪れた方々に振る舞われる。
川のそばの山の中腹には、唐松観音が見えるロケーションで、芋煮会の会場には、絶好の場所である。




自分が山形県の興行組合の理事長を務めている為、最初に山形県の興行界の現状を説明し、映画関係者より現状を理解していただく。
山形県の映画状況は、コロナ禍が明けてからは、どの映画館も少しずつ良くなっており、全国の映画興行と同様に、コロナ禍前とほぼ同水準に戻ってきている。
人口10万人当たりのスクリーン数は、全国では2番目に多い県であり、1位の石川県の5.65に続いて、山形は5.33である。
全国の平均値が2.94なので、映画館が密集していると言っていい。
違う見方をすれば、県民にとっては映画館がすぐ側にあり、映画が観やすい環境にあると言える。
それだけに、各映画館が鎬を削っているのだが、自分が興行組合の理事長に就任してからは、「映画館同士のパイの取り合い」や「お客さんの取り合い」よりも、むしろ「映画ファンを増やす為に外側に打って出よう!」ということを方針としている。
一人でも多くの方々が、映画館に足を運んでいただける為に、「公衆衛生の徹底」や「感染症対策の強化」など、安心して映画を楽しめる環境を、8サイトが足並みを揃えて取り組んでいる。
この研修会と芋煮会は、2014年から毎年開催しており、コロナ禍の4年間を除き、9回目の開催となる。

今では、ありがたいことに、参加者が3倍に増えて、マスコミ各社も参加してくださっている。


配給会社を代表して、東映の松本セールスから、ご挨拶をいただく。
「雨が続いている東京から、晴天の中で山形の芋煮会に参加できて、まるで別の世界で、とても嬉しい!」と話される。


興行組合副理事長のイオンシネマ天童の平見竜士支配人の音頭で乾杯!

大きな鍋で煮る芋煮は、驚くほど美味しい☆

毎年であるが、二次会と三次会でお世話になるフェイスとパセオのママさん方に味付けをお願いする。



興行組合の常務理事の藤木ムービーオン総支配人は、汗だくで、バーベキュー担当で山形牛や焼き鳥を焼いてくれていた。












参加者全員が自己紹介をし、名刺を交換したり、試写会の話をしたりしていた。
「今年の洋画、邦画の良かった作品は?」とか、「あの作品が大ヒットした要因は?」とか、「これから公開される作品で、こんな情報がある」とか、様々な映画談義がどんどん花開いていく。
秋空の下で、芋煮を食べながら、大好きな映画の話をとことんやる喜び…贅沢であり価値がある時間である。
参加者全員が、だからこそ来年も参加したいと言ってくれるのだろう。
ある方は、足を1週間前に骨折したけど、有休とって駆けつけたそう。
自分たちは、驚きもあったが、感激の方が大きかった。

興行組合の藤木常務から、芋煮会についての経緯の説明。

事務局の佐藤則子さんからは、11月に開催される山形国際ムービーフェスティバルのご案内があった。


芋煮会の締めは、鍋にカレー粉とうどんを入れて、芋煮カレーうどん。
これが、抜群に美味しいのである。



陽が傾き始めても、話は止まない。
自分は、所用もあり、芋煮会のみで失礼するが、若手の皆さんは、この後、二次会、三次会と、夜中まで語り明かす。



最後に、ソラリス・フォーラムグループの長澤純代表より、花笠締めで芋煮会がお開きとなった。

翌日は、東京も晴れたとのこと。
異常気象や緊迫する国際情勢、さらには災害やパンデミックなど、映画界を取り巻く環境は激動であるが、映画関係者が心を一つにして、「お客様の至福の時間と、非日常の最高の楽しみである映画」を守っていきたいと、改めて共有した一日となったのである。
元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12980329805.html
























