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日記アーカイブズ
時森 ししんさんの新着日記
2012/01/03 22:15:00
長源寺へ、そして本家へ。
父が亡くなり9度目の冬がきた。
菩提寺である長源寺へ御年始とお参りに行く。
長源寺の住職である葦原正憲氏は、山形県、東北地方はもとより、全国最年少の、曹洞宗本部の宗務会議員になり、その後、大臣にあたる各々の委員長を歴任された。
今年は、東日本大震災にて被災された市町村すべてにお地蔵さんを建立する『お地蔵さんプロジェクト』を、宗門を超えてやろうとしている。
素晴らしいプロジェクトであり、その発想にとどまらない実行力が凄い。
その後、元ミューズの向かいの、果物屋『マンタ』にて、果実セットを買う。
本家の仏壇に上げる為である。
本家の仏壇には、自分の兄貴分であった45歳で亡くなった伯父の長男がいる。
父の兄の家、自分の伯父の家が本家になる。
伯父は91歳であり、伯母は83歳である。
両者とも元気で、いつも亡き父にかわり、自分を叱咤激励してくださる。
今日も、太りすぎだ!と、開口一番怒られた。
さらには、「大社長と誉められて調子に乗らず、浮かれず、実るほど頭を下げる稲穂だぞ!」とも言われた。
怒られたり、注意されるほうが圧倒的に多いが、嫌な気持ちにはならない。
むしろ、清々しい気持ちになるのである。
きっと、90年という歳月を生き抜いてきて、人の強さも弱さも知りつくし、怒りや愛情の中から培った真実の言葉を吐かれるからだろう。
正月の本家の風景である。
吉村美栄子知事は、この家のお嫁さんであり、家にいるときは、みんなにお茶を出したり、ご飯を作ったり、自分の実の親のように、姑である伯父夫妻に尽くしてくれるのだ。
携帯電話で写メールの撮り方を、伯母に教えている美栄子知事。
東京からは、たまたま美栄子知事のお兄さんもきて、仏壇にお供えを上げて、お参りしていた。
その後は、和気あいあいの正月の団らんとなった。
年末年始だから、あるいは盆暮れだから、人は区切りや節目として、大切な人やお世話になっている人に、日常の御礼を言う。
年賀状や、御中元、お歳暮、御年始
なども一例である。
また、自分にとって、生前お世話になったり、大切に思っている人に、仏礼に回る。
古来からそれを、『礼節』と『義理』を意味する、『礼儀』と言う言葉に置き換えられるのだろう。
少なくとも、そんなことを大切にできる生き方を、次の時代の子供や若者達に、自分達大人が見せなければならないと思うのだ。
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元記事:http://ameblo.jp/stokimori/entry-11125864087.html