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うめすけさんさんの新着日記
2014/04/03 17:09:34
「悪意」と「善意」という言葉について
医学界の常識を変える発見の真偽について、世の中では大変な話題になっています。
その発見の研究論文について、「悪意のない間違いだったのに、『ねつ造だ』と言われるのは承服できない」といった主張がなされています。
この場合の「悪意」というのは、どういう意味なのでしょうか?
「悪気がなかった」「悪いことをしようと思ったわけではない」という価値判断が含まれた意味で使われているように思います。
しかし、法律上はこうした意味では使われません。
法律上、「悪意」という言葉は、ある事柄を「知っていた」という意味で、基本的に使われるのです。
では、その反対の意味の「善意」はどうかというと、「倫理的に良いことをする」という意味ではなく、ある事柄を「知らなかった」という意味で基本的には使われます。
ですから、先ほどの最近の話題で言えば、「以前、自分が書いた論文で使用した写真であることを知りながら別の論文で使用した」ということですから、この場合、法律上は「悪意で使用した」ことになるのです。
論文の問題はさておき、STAP細胞そのものについて否定されたわけではないので、作製の再現がなされ、医学界の新しい発見が裏付けられて、人類にとってこの上ない大きな発見になることを期待したいですね。
その発見の研究論文について、「悪意のない間違いだったのに、『ねつ造だ』と言われるのは承服できない」といった主張がなされています。
この場合の「悪意」というのは、どういう意味なのでしょうか?
「悪気がなかった」「悪いことをしようと思ったわけではない」という価値判断が含まれた意味で使われているように思います。
しかし、法律上はこうした意味では使われません。
法律上、「悪意」という言葉は、ある事柄を「知っていた」という意味で、基本的に使われるのです。
では、その反対の意味の「善意」はどうかというと、「倫理的に良いことをする」という意味ではなく、ある事柄を「知らなかった」という意味で基本的には使われます。
ですから、先ほどの最近の話題で言えば、「以前、自分が書いた論文で使用した写真であることを知りながら別の論文で使用した」ということですから、この場合、法律上は「悪意で使用した」ことになるのです。
論文の問題はさておき、STAP細胞そのものについて否定されたわけではないので、作製の再現がなされ、医学界の新しい発見が裏付けられて、人類にとってこの上ない大きな発見になることを期待したいですね。