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トワルさんの新着日記

2016/02/16 20:16:58
美とは…119
現在、メイクとか美の基準といったものが薄れ、多彩な形が、
個の美しさや個性が溢れていますが、元はどうだったのでしょう。
 
古代エジプトのクレオパトラのメイクであるアイライン。
初めは強い太陽光線から目を守ったり虫除け、魔除けの目的だったものでしたが、
18世紀頃より目にインパクトを与える化粧法として変化してきます。
しかし長い間、夜の化粧として特別な職業の女性以外用いることは無かったようですね。
本格的に目にアイライン、シャドー、つけまつげ等目に重点を置いたメイクアップが始まるのは、
1960年代からのようです。
 
一方ヨーロッパでは1700年頃より化粧や美容が本格的開花するのですが、
それには理由があり、当時ヨーロッパでは天然痘が蔓延、
顔や体のあばたを隠すために行われたのが始まりのようです。
デッチ上げるが語源となったメイクアップという言葉、このあたりに有るのかな?
さらに年齢より老けてみせるのが自分より目上の相手に対してのエチケットとかで
髪やかつらに白粉をふりかけ白髪に。

当然若い女性は若さも強調しておかなければならない為に厚化粧に。
しかし19世紀に入るとさすがにピエロのようなメイクアップは姿を消すことになりますが、
そのかわりに、いかに華奢で繊細な女性(当時の男性の好み)を演出しようと
ダイエットやコルセットで体を締め上げ、プロポーションを強調し始めます。
しかし度が過ぎて死者まで出る始末だったようです。
 
同時期、鏡や写真の急激な普及、女性が外に出る機会も増え
異常なほど人の目を気にするようになったことが要因と考えられます。
この様にして化粧や美容はエスカレートを開始。
結果パリやロンドンの公園は容姿に自信ある人や自慢のファッションを競い合う場となりました。
 
この様に多勢が集まれば流行が生まれたりもしたでしょう。
逆にオリジナリティを駆使して目立とうともしたでしょう。
というのも当時男女交際(出会い)は極めて限られていた時代。
いかに目立って玉の輿に乗ろうとしていたかわかる気もしますね。

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