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トワルさんの新着日記

2016/01/12 21:27:24
美とは…115
街に出ると様々なファッションと同時に様々な制服も目にしますね。
 
制服、文字通りそれぞれの団体が他の団体と区別する目的で制定された衣服のことです。
元々は古代ローマの軍服、また当時のローマは財産によって階級が決まるという独特な社会だったため
彼等の服装であるトーガ(体を覆う布。巻衣)も階級により材質や色を変え、
一目で地位がわかるようになっていました。
 
なかでも紫という色は高貴な色とされ、
皇帝や一部特別な人以外使用が禁じられるなどの規定もあったようです

(この様な決まりは日本、中国でも見られます)。
東洋でも前漢の時代には階級と衣服の関連を定めた「服制」という制度が始まっていて、
その制度はのちに遣隋使により日本に持ち込まれ聖徳太子により冠位十二階が施行、
当初は冠の色で身分を表していましたが服の色へと変化、その後さらに宮中に仕える位を持つ者は、
勤務内容により着用する服を変えねばならないという制度も出来ます。
 
それは儀式用の「礼服」執務用の「朝服」なのですが、位をもたないヒラ役人や一般人、
高級官僚以外その他大勢の役職を示すための「制服」というものも出来ました。
こうしてみると日本の制服のルーツはこの辺に有るようですね。
 
とはいえ現代社会において制服の役割は変わったとは言っても職業や所属を識別するのみならず、
アイデンティティーの象徴であったり連帯感であったり、ある種のあこがれ、
優越感、安心感、責任感、自由の制限、威圧、業種に関わらず
軽んじるわけにはいかないものであることに変わりはありませんね。

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