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トワルさんの新着日記

2015/04/28 11:09:39
美とは…79
ひでさんのつぶやき


暑いですね。やはり帽子が要るね~。
 
元より帽子の歴史は古く、装飾品としてだけではなく、あくまで身(頭)を守る為生まれたという事は言うまでもありませんね。 
かと言って単に頭部をおおうという目的になると、どこまで歴史をさかのぼるかは分かりませんが…。

つばの有るいわゆる「帽子」の使用が見られるのは紀元前5世紀頃のギリシャと聞いています。それは現代で言う麦わら帽子の様な型で素材はフェルトや麦わらでおもに旅人が防寒、防暑、雨などから身を守る(当時傘は存在しません)コートやマント的な用途だったでしょう。
 
同じ頃、円錐形で先端を切ったランプシェードの様な型のものも有った様ですが、おそらく儀式など特別な場所でのみ使用(地位の象徴)と考えられます。
 
のちに帽子が習慣的に用いられる様になりますが、14世紀頃のオランダが初まりだったようです。と言っても、帽子は男性がかぶるもので女性は頭巾を使用していました。やがて貴族階級の女性などが帽子をかぶる様になりますが、彼女らにとって帽子は宝石や希少で高価な布を付け楽しんだり、グロテスクともとれる豪華(?)さを競いあう道具でもあったようです。
 

のちにカツラの流行で帽子の人気は無くなりますが、19世紀頃になりカツラ熱も冷め、再び帽子がかぶられる様になります。以前の様なナンセンスな装飾の比べ合いも無くなり、かぶり方のマナーへとシフトして来ます。帽子のTPOですね。
 
では、帽子はどう使えば良いか?
洋服と同じで色々と約束事は有ります。(素材や型、場所、かぶり方)しかし一般的にはそこまで要求される様な格式の高い場所へ出向く事は中々少ないと思いますが、最低限のマナーくらいは身に付けておきたいものです。
 
簡単に言ってしまえば、男性の帽子は外で使用するコートやマントと同じ扱いと考えて下さい。
これに対し、女性の場合は装飾として役割が強い為、ネックレスやイヤリングと同じ扱いで良いと思います。

しかし気を付けて欲しいのは、元々男性物を元に発展して来た、ソフト帽やニット帽他日よけ用の広いブリムを持つキャプリーヌなどは外で使用するものと考えましょう。ですから、いくら流行のファッションでも、自分が格好よく見えるアイティムであっても常識を、マナーを優先したいものですね。

洋服でも小物でも上手に使うということこそオシャレの基本じゃないかな?

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