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トワルさんの新着日記

2015/04/06 20:16:26
美とは…76
ひでさんのつぶやき



装いの仕上げは?香りかな?
 
英語ではパヒューム、フランス語ではパルファンと呼びますね。私達はエレガント、若々しさ、情熱的なとか、個性的なありとあらゆる香りに包まれ生活をしています。

では、香り(香水)はどの様な変化や発達をしてきたのだろうか。

 
元はラテン語の「煙を通る」の意味の「ベル フムス」が語源という記述があります。変な意味ですね。

これは古代オリエントで行われていた宗教儀式の中で“生けにえ”として捧げた動物の死体を焼く悪臭を消す目的で使われていた防臭剤が、人と香りとの出会いだったようです。 
芳香性の高い樹脂を焚いたり、オリーブ油などに混ぜ香油を作り、焚いて香りを立たせる……
 
のちにこの行為そのものが神への貢ぎ物と成っていったと思われます。日本の抹香や線香を焚く事も同じ発想ではないでしょうか。
 

この様な香料はかなり古くから使用されていて、紀元前3000年頃までさかのぼれるそうです。
紀元前1000年頃になると、直射日光から肌を守る為や良い香りをまとう為とか、一部高貴な婦人の間で香油を肌に塗る習慣も生まれたようです。
 
しかし、アルコールがまだ発明されていない時代ですから、混ぜる方法しかなかったようです。
古代エジプトの女性はからだの各部位ごとに異なる香りを付け楽しんでいます。中でもクレオパトラはその頂点に居たわけですよね。

 
オリエントや古代エジプト~ギリシャ~ローマと移り、香料は男女共に大ブームとなり、バラ油を入れた風呂に入ったり、男性も出征する時にバラ水を付けるなど身近なものとなっていったようですね。
 
特にバラの香りは好まれ、イタリア周辺で栽培されるもものだけでは足りず、アラブやインドからも大量に運びこまれていた記述もあります。
 
やがて教会の権力が強くなるにつれ香料は退廃や放蕩と非難したため、一掃された時期も有りましたが、現在まで香りの文化は引き継がれています。

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