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トワルさんの新着日記

2015/03/30 19:08:38
美とは…75
ひでさんのつぶやき



私は今まで流行とかファッションについて何度と書いてきました。

              
ドレス、スーツ、タウンウェア等々、色々有りますが一生の中で一番長く身に付ける服といえば寝間着ではないだろうか?などと思い調べてみた事が有りました。

 
実は時代をさかのぼってみても残された品も無く、壁画にも、そして研究者もほとんど居ないのです。

 
ただ現代の様な使われ方、独立した寝具となったのは20世紀に入ってからという事だけです。
それ以前は裸に日中着ていた服やシーツの様な布、毛皮を巻いたり掛けたり、又は昼間の姿のままゴロ寝が普通だった様です。

 
ですからたとえ王であっても同じで、特にベッド的な場所で寝ていた貴族などは、ノミ、シラミなどに悩まされ続けるという、かなり不潔な生活だった様です。

 
やっと17世紀頃になり、最初の下着、寝間着的なものがイタリアに登場します。形は足のくるぶしまでの長い園児服、スモックの様なものです。
それでもまだまだ王侯貴族だけのもので庶民は裸で何かにくるまり寝ていたようです。
「寝間着」と表現していますが、16世紀までなら「寝巻き」が正解かもしれませんね。

 
のちにこのスモック風の寝間着が女性用としてレースやリボン、刺シュウで飾られ現代のネグリジェの原型に成ったと考えられます。

 
男性用パジャマは19世紀近くになってから、インドのゆったり、そして動きやすい服がパジャマとしてヨーロッパに広がり現代の形に成った、と記憶しています。
男女共にゆったりとした寝間着を着る事で、ノミ、シラミに刺されてもかきやすかった、との説も有るようです。

 
私達にとって寝る、という事は最も大切な行為のはずなのに、服に比べ歴史が浅いことに驚きますね。

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