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トワルさんの新着日記

2015/03/02 19:05:11
美とは…71
ひでさんのつぶやき



先週は衣・食・住、無駄や遊びについて触れました。
今回はその遊びや無駄のファッション化について書いてみたいと思います。

 
普段各々が持ち歩き使用しているハンカチ、便利ですよね。

 
これは本来どの様な使い方、役割の品物だったか、チョット気になりルーツを調べたことが有りました。

 
現在の様な目的や使い方に成ったのは19世紀中~後期、綿糸が大量生産され気軽に入手出来る様に成ってからで、それ以前は装身具の一つだった様です。扇子を持ち歩くように貴婦人達が手に持ち歩くアクセサリー、実用的な物では無かった様です。
 

手や汗、鼻をぬぐうのは、また別のタオル的な大きな布(麻)を使用、特に鼻をかむ時は片方の鼻を押さえて息を思い切り片方の鼻から抜き飛ばしていたそうです。
さらにはその行為を行う手順、作法まで有ったそうですよ(笑)

 
なぜ? 

それは紙の普及とも関係が有る事ですが、当時ヨーロッパでは古くから織物といえば毛や麻位でしか織られていなく、柔らかく繊細な布地は有りませんでした。

のちに東洋から絹が入って来て、希少で美しく高価な布地を使い、まず小物が作られる様になります。
 
初期の頃は、頭に被る布(カチーフ)だったものが、19世紀になると、刺繍やレース、宝石まで織り込んだり香料を染み込ませたりして手に持つ(ハンド・カチーフ)という装飾品と、なったと記憶してます。(手や鼻はぬぐえませんよね)

男女間で愛を伝える為のプレゼントとしても使われた様ですよ。

 
日本でも手拭いという便利、かつ美しい布が有ります。

色々な使い方がされて来ました。物を縛ったり、つないだり、ハチマキで汗止め、もちろん手を拭いたり、柄に関しても個性溢れるデザインがなされ、名刺的役割を持つものまで…現代においてもこの手拭い、ハンカチより使い勝手、美しさ、優れているかもしれませんよ。

 
ハンカチ一枚見ても長い歴史が有りますね。
チョット今回のテーマ、私の雑学ポケットから出してみました。
 

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