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トワルさんの新着日記

2014/07/23 12:22:20
美とは・・・39
ひでさんのつぶやき


先週は少しだけ素材の事についてふれました。
今回はもう少し詳しく(私の認識範囲内でです)述べてみたいと思います。


まず、個人的にも大好きな「絹」
これは最も人の肌に近い素材だという事。
元々紀元前の中国からシルクロードを経て世界中に広がりましたが、美しい織物だったから、だけでしょうか。

もちろん美しさが大きな要因となりますが、特筆したいのは綿の1、5~2倍ともいわれる吸湿性と発散性、保温性にも富み、紫外線から肌を守る効果も・・・。
美しく高貴な艶、さらに実用面でも特別な存在。
このことからも世界中の貴族に受け入れられたことは容易に納得できますよね。
ちなみに日本では平安時代頃からと記憶しています。


では、絹糸のつむぎ方、織り方でどの様な布に仕上がるのか、代表的なものだけ上げてみたいと思います。

 ・上品な艶を生かし、なめらかさを持つサテン織
 ・幅広いシーンに対応のデシン織
 ・大人の雰囲気のジョーゼット織      
 ・節の有るシャンタン
 ・オシャレ感満載のニット           
 ・空気をまとう様なシフォン
 ・他 バーバリーやデニム織り、楊柳やジャガード織

当然、布ですから、綿・毛・化学繊維何でも同じ織り方はしていますが、絹の風合いは特別ですね。
この様に絹は極限の糸の細さから成るうす物から織りの打ち込みにより針をも通さぬ布と成ったり、他の素材には見られない特性を持ち合わせている糸なのです。


何より私がいつも感じているのは、シルクは人の肌を美しく見せる、という事。たとえくすんだ色使いのものでも、着ている人の肌までくすませないのです。

それは天然素材ゆえの質感とやわらかい発色によるものかもしれませんね。
さらに着る人の体型にかかわらず、しなやかに、スリムに、又グラマラスにと、演出が出来るという使い勝手の良さ、私の大好きな素材の一つです。

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