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トワルさんの新着日記

2014/06/02 19:51:59
美とは・・・32
ひでさんのつぶやき



私は映画が大好きです。

ある意味私のファッションの教科書だったかもしれません。

多くの世界、何が本物で何がにせもの、虚栄とか、洋服の歴史、人間の美しさまでもすべて盛り込まれた総合芸術だからです。


ドラマや映画は限られた時間を静寂、緊張、緩和の組み立てで成る時間デザインでもあると考えます。

そしてその様なヤマは、ショット(画面)とショットの間、シークエンス(局面)とシークエンスの間、シーン(場面)とシーンの間を通して作られているのだと感じています。


分かりやすい話を作ってみると、



のどかな午後、昼寝している主人公(緩和)

足音を忍ばせ庭先に入り込む男(緊張)

ロックを外し家に入ろうとした時家人が戻り、男立ち去る(緩和)

元の何事も無い風景(静寂)



この例は一場面におけるリズムですが、画面と場面の間にも同じ様なリズムが有るのです。



のどかな午後(ロングショットで緩和)

庭先に入り込む男がロックを外す(アップショット緊張)

その様子を背後から(ミデアムショット緊張)



この様な一定のリズムで構成されてると思います。



そこに音がプラスされ、私達は毎回その世界に引きずり込まれているわけです。

分かっていてもです。

その様な場面をさらに決定付けるものが有ります。



ファッションだと考えます。


特にシリアスなもの、ロマンス的なものには、マナーファッションの常識、たとえ時代劇(和、洋問わず)でも詰め込まれています。

時代考査がしっかり成されているからこそですね。

ヒロインをいかに美しくリアルに人として理想に近づけたり、その逆だったり、シーンにより衣装を変え、言葉使いを変えたりと、作り上げていきます。

見方を変えれば、私達の日常における色々なシークエンス・シーンとヤマ・緊張が有ったり緩和が有ったりの出来事とリズムは一緒ですね。


毎日の色々なシーンに合せ、ヒロインのつもりでファッションを楽しむ事も良いのではないのかな?

シーンが変われば自分も変わっても良いのでは?

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