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トワルさんの新着日記

2014/05/20 10:39:16
美とは・・・30
ひでさんのつぶやき



私は長年洋服作りに携って来ました。


まだ一部かもしれませんが、世界中の織物に触れて来たつもりです。


そのたび感じるのは和服地の素晴らしさです。


私が日本人だからそう感じるのでしょうか。


それぞれ用途の違い、織り方の違いは有りますが、布文化の最高峰だと考えています。


よく和服地で洋服をお作りになっている方を見かけますが、モダンで個性豊か、素敵ですね。


さらに和服は、素材で、季節感、礼儀等広い範囲で理に叶う種類があり、○○会というだけで着るべき物が決定される訳で、その使い分けに関しては世界に類を見ないのではないでしょうか。


まさに礼を重んじてきた歴史でしょう。


それでは、その様な和服地をどう扱うか。


単純にお考え下さい。


まず、素材選びですが、フォーマルはフォーマル、カジュアルはカジュアルです。

和服のTPOも洋服のTPOも同じ、使い方を基本に考えれば良いのです。


中でも、私が取り上げたいのは、やはり紬でしょう。

洋服地では、シャンタンと呼ばれていますね。


おしゃれ感、カジュアル感、着るほどに馴染み、多岐に渡り活用しやすい素材と考えています。


まずおすすめは、コート。


渋目の大島でボレロ・パンツ・ショートジャケット。

鹿の子絞りのオーバーブラウスやワイドパンツ。

麻や男物のゆかた地でホームドレス・シャツ。


ただ、気を付けて欲しいのは、身体にフィットしたデザインにはしない事です。

いくら上質なものでも若い感覚のものでも、地味な印象を与えかねないからです。

直線縫いで、生地の質感を生かし、ビックシルエットで大胆なデザインにする事。


この様に和服地を扱う時は、思い切りが必要だと思います。


そうする事で個性的かつモダンな洋服になると思います。


洋服のパターンにあてはめる事はないですよ。

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