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トワルさんの新着日記

2014/01/11 12:07:09
美とは・・・13
ひでさんのつぶやき



私は民族衣装が大好きです。
まだまだ知りたい。

当然ながら、その国の人達が一番似合うし美しい、
格好良いのです。

他の国の人ではこうは成りません。

各国の風土、文化、価値観、色々なものがそうさせるのかも知れませんね。

なぜその形に成ったのか、

使われている布地は国内で生産された物か、または何処から渡った物か、

時代背景や宗教、式服か仕事着か…興味は尽きないのです。

そういう意味でも、私にとって民族衣装はまさにデザインの宝庫だと思います。


1970年代頃より、

サンローランのモロッコ調

ケンゾーの南アフリカ風

カステル ペジャックのペザント(農婦)スタイル

ロシアのコザック風ジャンパードレス

タータンチェックでスコットランド風


他、色々なスタイルがプレタポルテやオートクチュールの世界で取り入れられる様になってきました。


フォークロアとは、本来、民間伝承とか、民俗学という意味なのですが、ファッション界では民族調の衣装という意味で使われています。

いずれにしても、各民族が歴史を通して伝承してきた民族衣装は、デザイナーの大きな発想源になっているのではないでしょうか。


若い女性に人気のティアードスカート、これなどはまさにペザントスタイルです。

農作業を行う古くなった布のハギ合わせと、汚れても良い様にドレスの上に重ねてはいていたスカートが原型です。

もっさりとした、決してエレガントでは無いシルエットですが、布地や柄の使い方で、それなりの可愛らしさを表現しています。

それから、ブーツやフリンジの付いた大判のストールを組み合わせると、クールなターンドルスカートと呼ばれる、カッシュモレ丈のギャザースカートも、元はオーストラリアのチロル地方で使われていた農婦のスカートだったんですよ。

この様に、色々と現代に合わせアレンジされた物、そのまま使われている物と様々なデザインが溢れていますが、それぞれにルーツが有ります。

形が良いからとか、好きだからだけのコーディネートは無理が有ります。
チグハグなものに成りかねません。

前記したティアードスカートやターンドルスカートは、本来作業用だった為なのか、フォーマルな顔は持ち合わせてはいませんね。

もちろん、ルーツを知ることまでは必要の無い事だと思いますが、TPOで使用可能な範囲を探っておくだけでも、まとめやすくなりますよ。

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