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e-Lifeさんの新着日記

2013/03/05 07:56:27
「今、変わるべきは若者ではなく、ぼくら大人たち」
以下 月刊誌 「オルタナ」より転記

「草食系」や「内向的」など、若者を表現するキーワードはどこか元気が
ないものが多い。しかし、果たして実態はどうなのだろうか。

イノベーションを核に、企業の経営戦略を研究する一橋大学イノベーショ
ン研究センターの米倉誠一郎教授は、「ソーシャルな分野を中心に
若者の熱は高まってきている。大人たちが彼らの熱を解放させてやらなくてはいけない」と話す。

(聞き手・オルタナS副編集長=池田真隆)

■新しいことを始めるときに大切なこと

若い人は可能性に溢れていると言いますが、
若者にとって、その可能性を存分に生かせる
環境にあるとは言えない気がします。
選挙の権利が与えられていないことや、
世界的に比べてベンチャー企業が育たないなど、
若者が成長しづらい環境にいると思います。

米倉:確かに若者が育ちにくい環境ではありますが、
日本はだいぶよくなってきています。
その証拠として、ソーシャルビジネスを
実践する若者が続々と現れてきています。
若者はよく内向的、意見を言わない性格だと
言われていますが、意見を持っていない
訳ではありません。
例えば、ある若者が集まるイベントで、
「質問のある人はいるか?」と尋ねると、
最初の質問はなかなか手が挙がりません。
しかし、一度手が挙がれば、
次々に手が挙がり出すことがあります。
あるスイッチを押すと、
どんどんと意見が出てくるのです。
そのことをぼくら大人たちは
やらなくてはいけません。
若者のソーシャルに対するマグマはたまっています。
そのマグマを噴火させてやるのが大人たちの仕事です。

ソーシャルビジネスの波は、
年々高まってきています。
しかし、若くしてソーシャルビジネスで成果を
出している人はごくわずかです。
多くの人が経済的に困っています。
そのようなリスクを伝えずに、
若者へソーシャルビジネスを
斡旋しているような気がしますが。

米倉:税金で社会的課題の追求を行ってきた
分野をビジネスの手法で解決するというのは、
新しいフロンティアではありますが、
相当難易度が高いです。

生半可な気持ちだけでは成功しませんし、
自己犠牲だけが生まれてしまうでしょう。
税金を使ってきた部分を個人の
アイデアで変えていくのは
優しいことではないので、
企業で経験を積んでからの方が良いでしょう。
自分の能力とスキル、
ネットワークを冷静に分析し、
できると確信してから挑んでほしいです。

■子どもは社会の鏡
米倉さんは、イノベーションを核とした
研究をしています。
今までに誰もしてこなかった新しいことを
始めるときに大切なことは何だと思いますか。

米倉:10人いて10人が反対することには
やる価値があります。
大多数が賛同したものは、
既に誰かがやっているものか、
誰でもできるものでしょう。
また、常に顧客が誰かを具体的に
想像できることは重要です。

顧客の喜ぶ顔を見られると
上手くいく傾向にありますが、
漠然と社会にとって良いこと、
価値があるはずだと一方的に決めつけて
しまうことは怪しい方向に進みます。

エシカル思考を持った若者たちに
対してのメッセージをください。

米倉:どんなイベントでも、どんな会議でも、
そこに出席しただけでは意味がありません。
必ず発言をすること、これが大切です。

でも、若者に説教するよりも、
「若者は元気がない」と言う大人たちへ
言いたいことがあります。
子どもは社会の鏡です。
彼らは、ぼくら大人たちの背中を見て育ってきました。
だから、内向的な性格になってしまった原因は、
育ててきたぼくらにあります。
大人の決めたことに意見すると、
すぐに「文句を言うな」、「生意気だ」などと
言って怒られて育ちました。
先生の言った通りにすれば良いのだと
思って成長してきました。
意見を言わないことは、
子どもながらの防衛本能が働いているからだと思います。
まず、変わるべきは、
ぼくら大人たちではないでしょうか。
子どもたちは意見を言わないだけで、
ちゃんと考えていますから。

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