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e-Lifeさんの新着日記

2012/06/18 15:42:25
スマートシティという視点
スマートシティという視点

(東京工業大学統合研究院 教授 柏木 孝夫氏 談)

まずわかりやすく『4・3・2』という数字を使って、
世界的なエネルギー事情を説明したい。

世界人口69億人の中で、
電気のない生活をしている人々が16億人(4分の1)。

中国人とインド人を合わせた人口が24億人(3分の1)。

そして石油埋蔵量は富士山をカップにしたとしたらその2分の1の容量。

これはどういう事実をあらわしているだろうか。

非電化生活をしている16億人の人々には、
やはり快適な電化生活の実現が望まれている。

生活の向上が著しい中国とインドで多くの人が
車に乗るようになったら、残り少ない石油は
あっという間に消費され尽くしてしまう。

したがって石油に頼らないエネルギーの
安定供給が世界的な急務となっているのである。

環境の側面からも同様に、その燃焼時に
CO2を排出する石油や天然ガス、
石炭といった化石燃料からの脱却が
地球規模での課題となっている。

低炭素社会を実現し、
国境を越えての平等なエネルギー供給のために、
大きな期待と可能性を秘めているのが、
太陽光や風力など自然の力を利用する
再生可能エネルギーである。

これまでは化石燃料や原子力などのメガインフラが中枢をなし、
街や工場などの需要側に流し込む形で
の送配電システムが取られてきているが、
これからは需要側でも最大限に再生可能エネルギーを取り込み、
メガインフラと需要側の双方向で管理する
電力の新しい系統制御を行っていく。
これがスマートシティ構想である。
具体的には各住宅の屋根に太陽電池を設置して発電し、
生活に必要な電力を賄ったうえで
余剰分は電気自動車に蓄電する。

各家電と電力メーターにICT(情報通信技術)を組み込んで、
家電を外からでもリモートコントロールできるようにする。
こうしてまず『スマートハウス』が誕生し、
スマートハウスが連携してお互いに電力を融通し合えば
『スマートコミュニティ』ができる。
やがてコミュニティで電力が余ってきたら、
電力消費量の多い都市部に環境負荷の
軽いグリーン電力を送れるようになる。
このように双配電システムで電力系統の
インテリジェント化を実現し、
再生可能エネルギーを最大限に
利用する社会が『スマートシティ』なのである。

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