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自己紹介
こんにちは。  はじめまして。
  山形ムツ電の 「e-life」と申します。(^‐^)ゝ

この夏、
 大勢のみなさまが、一番気にしているのが、「節電・省エネ」について。

第一位
「節電・省エネのための工夫・アイデアに関する情報」
第二位
「節電・省エネができる商品やアイテムに関する情報」
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「今年の夏を乗り切るための情報」

これからも 皆様のお役にたちそうな情報をお届けいたしますので
 ご活用くださいね~ !!

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e-Lifeさんの新着日記

2012/03/10 08:43:57
子供たちは、知っている
取引先の社長様、彼は、予備自衛官。

震災時、緊急出動要請を受け、

即座に石巻へ出陣した強者です。

帰ってきた、彼から、後日聞いた話です。

新聞・本にも載った 本当の話です。

***************

以下 新聞・報道より 引用

石巻を襲った津波による最大の悲劇の
一つが大川小学校の壊滅だった。
石巻市立大川小学校は、
児童108人のうち74人が死亡または行方不明となった。
学校周辺や校舎内では、
自衛隊による必死の不明者捜索が行なわれ、
瓦礫や汚泥が取り除かれた。
そして震災から約1か月後。

「すいません!」

4月6日、
大川小学校近くの追波川河川運動公園に
設けられた宿営地内を歩いていた
第14戦車中隊(岡山)の石井宣広3曹は、
突如、背後から声を掛けられた。

その可愛らしい声の主は、
ワンピースを着た小さな女の子だった。
少女は、振り向いた石井3曹にこう言った。

「これ、読んでください……」

石井3曹に封筒を渡した少女は、
名前も告げずに走り去っていった。
少女は、
母親と思しき女性の運転する車でやってきて、
偶然近くを歩いていた石井3曹に手紙を渡したのである。
そこには、
覚えたてのたどたどしい文字でこう綴られていた。

「じえいたいさん」へ。
 げん気ですか。
 つなみのせいで、大川小学校のわたしの、
 おともだちがみんな、しんでしまいました。
 でも、じえいたいさんががんばってくれているので、
 わたしもがんばります。
 日本をたすけてください。
 いつもおうえんしています。
 じえいたいさんありがとう。

 うみより

石井3曹は込み上げるものを必死で堪えた。

「胸がいっぱいになりました……。
あの頃は、発災から1か月が経とうとしており、
疲れもたまっていたのですが、
あの手紙で、
『明日からも頑張るぞ!』と皆、
勇気が湧いてきたのです。
そして自分たちのやっていることが人々のためになっているんだ、
とあらためて認識しました」

その後、この手紙は第14旅団長・井上武陸将補の
陣取る女川の指揮所に届けられ、
たちまち各派遣部隊に伝わった。
井上旅団長は言う。

「手紙を見た時は、もう体中の血が逆流するほどの思いでした。
『よし、どんなことがあっても全員を捜し出すぞ!』
という思いが漲ってきましたよ。
うみちゃんは、
どんな思いでこの手紙を書いてくれたんだろうと思うと……」

少女が自衛隊に寄せた『日本をたすけてください』
という切実な祈りに全員が奮い立った。
中には、手紙のコピーを手帳に挟んで災害派遣活動に励む隊員もいた。
同県利府町の加瀬沼公園に宿営地を設営した
北海道の第1高射特科群のある中隊指揮所にも、
この手紙のコピーがボードに貼り付けられた。

東日本大震災から49日目にあたる4月28日、
飯野川第二小学校の体育館で、
大川小学校の犠牲者の合同慰霊祭が営まれた。
祭壇には74の可愛らしい児童の顔写真が並んだ。
その中には、いまだ行方不明の6人の児童の写真もあった。

その間も、第14旅団の隊員たちは、
うみちゃんの手紙を胸に、行方不明の児童を捜し続けていたのである。

誰が味方なのかを本能で感じ取った子供たち
その一人が手紙の主「うみちゃん」。
このうみちゃんの手紙は
石巻の部隊で評判となり隊員たちが
「俺にも、俺にも」とコピーがされ
この手紙を財布に入れてもっているのだという。

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