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e-Life 現住所/山形市 :山形市漆山2403-3

自己紹介
こんにちは。  はじめまして。
  山形ムツ電の 「e-life」と申します。(^‐^)ゝ

この夏、
 大勢のみなさまが、一番気にしているのが、「節電・省エネ」について。

第一位
「節電・省エネのための工夫・アイデアに関する情報」
第二位
「節電・省エネができる商品やアイテムに関する情報」
第三位
「今年の夏を乗り切るための情報」

これからも 皆様のお役にたちそうな情報をお届けいたしますので
 ご活用くださいね~ !!

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e-Lifeさんの新着日記

2011/12/05 08:55:35
「レインボー」

福島県の面積は全国3位。
東京都が6つも入る広さだけに、地域ごとに風土も人情もずいぶん違う。
太平洋岸の浜通り、
県庁所在地がある中通り、
歴史ある城下町を抱える会津――。
明治の初めの一時期には、それぞれが別の県だった。

▼その浜通りの原子力発電所周辺から、
たくさんの人が暮らしを断ち切られて各地へ逃れた。

なかでも会津への避難者は約1万人。
原発のある大熊町の多くの住民も、役場とともに会津若松市に疎開している。
温暖な浜通りから来た人々の目下の不安は、当地の寒さと雪だ。
ここにも被災地の冬の厳しい光景がある。

▼「とにかく、やってみよう。そう思って、踏ん張って」。
原発のすぐ近くで喫茶店を開いていた
武内一司さん(58)と妻の久美香さん(51)は、
この町で店の再開にこぎつけた。
着のみ着のままで故郷を追われ、間もなく9カ月。
店名の「レインボー」は以前と同じだが、
そこにこめられているのは消せぬ希望だ。

▼避難住民の交流の場になれば、と武内さんは言う。
「みんな、ここに慣れていかねば」。
そんな人々を受け入れた会津という地域もまた、
かつて戊辰戦争で辛酸をなめ、
1万数千人の藩士や家族が
下北半島に移っていった記憶を持つ土地だ。
さまざまな苦難のまつわる東北の歴史が、いまも終わらない。


日本経済新聞 春秋より転記  (11・12・5

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