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日記アーカイブズ

店長 現住所/山形市 :山形市木の実町
自己紹介
ペットショップに生まれて、2代目です。犬猫の専門店としては、東北でも古く50周年を越えました。
大切な事を伝えてゆくお仕事だと思っています。
お気軽にご相談いただければ、と思っています。
トリミング、グッズ、ホテル、生体の販売をやっています。
よろしくお願いします。
店長さんの新着日記
しかし、中山町の自分のルーツ的な場所は、中山町の管理と言う事になり、熱心に通ったわけでもないのだが、それでも、若い頃はあそこの裏庭に十数匹のワンコを放して、遊ばせていた。
当時、彼女だった現在の奥さんと、夕暮れの数時間犬の手入れに行っていた。
水が良かったのか?空気が良かったのか?東京のイベントで売れ残った犬たちは、皆、始めは土の上を歩けず、多少ケネル・コフ(呼吸器系の症候群)気味のワンコたちも、元気を取り戻していた。
お客さんがオカルト的なお話を書いていたので、少し書くと、そう言う古いお屋敷であれば、結構、結界のすれすれのところに、色々なこの世のモノではないモノとの交わりも深いらしく、犬たちは、時折気配を感じるようであった。
たいしたことではないのだが、誰もいない壁の方に向かって数匹で鳴き出したり、一斉に同じ方を見たり。そう言うのも含めて、味わいを出している。
私の祖父も、私の前に現れて、消えていった。会ったこともない人間が何故祖父だとわかるかと言うと、いつも同じ場所にいる、背の高い人だった。もちろん、この世の人ではないのだが。
父に、あの場所に、いつも背の高い人がいるんだよね。気配だけだけど。と言うと、いつも親父(祖父)があそこから外を見ているのが好きだったんだ。と言った。
なんとなく、腑に落ちて、いつもその場所を通るたびに、気にかけていたのだが、オジサンになっていった自分には、あまり出てこなくなった。
動物と暮らしていると、魂や霊魂なんて当たり前に感じる事が沢山ある。
失ったワンちゃんや、猫ちゃんが、そっとそばにいるような気になる。いつも、結構そばにいて、そして消えてゆく。消えてゆくのは、飼い主さんの傷が癒えて、ほっとしたから。
そして、新たな命にめぐり合わせてくれるものです。


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元記事:http://blog.livedoor.jp/meteor1965/archives/52183629.html